つい最近ユニークな雑貨・書籍を販売する「ヴィレッジバンガード」にて「スライムカレー」と呼ばれる南都も奇妙なカレーが販売されることとなり、話題を呼んでおりましたが今回そのカレーを使いせっかくなので年越しそばを作ってみました。スライムカレーはその名の通り、あのドラゴンクエストのスライムをモチーフとしたカレーで色は何とも奇抜な「青」なのである。
―全く食欲をそそらないパッケージ
パッケージは銀と青という全く食欲をそそらない色合いにこれが「食べ物」という認識が全く成立しないという状態。なお店舗にはこの商品は1つしか残っていなかったのでそれなりに人気があったのではなかろうか。もちろん「怖いもの見たさ」という無謀ともいえる勇気。
―成分に青色1号
青いカレーを成立させる為にはまず全体に青色でなければならない。そのため着色料であるおなじみの「青色1号」が入っている。また、普通のカレーは茶色で例え青色1号を混ぜたところで「茶色」+「青」で真っ青になるわけもないので、おそらくココナッツミルクをベースとしたココナッツカレーにしたのではなかろうか。
ココナッツカレーであれば、ほぼ白に近いので青色に染まりやすい。
レトルトの袋は特筆することはございません。はい。
―スライムの目と口を作る
目と口は、今の時期ワリと豊富に入手可能な「かまぼこ」そして「のり」を利用。もう少し円にしたかったのだが、そういうカタヌキがなかったので手で上手く円に。
―レトルトにスライムを盛り付け
レトルト袋からスライムカレーを取り出し、目と口をつけると確かにスライムのようないろあいになった。と同時に、物凄いココナッツ臭が漂う。この色でココナッツカレーは想像で着ないというのが正直な気持ち。
ということでこれをレンジに入れ温めます。
―そばを用意
そばをゆでます。特筆すべきことはありません。
そしてレトルトカレーとそばを合体させます
ちっとも食欲をそそらないのは気のせいだろうか、否きのせいではない。ためしに知り合いに写真を見せたところ「グロい」という評価をいただきましたありがとうございます。
よく見ると「そば」まで青色1号に犯されている。相当着色力が強い着色料なのであろう。かまぼこももはや白ではなく水色に染まっている。
お肉や野菜も全て青色に染まっております。色が真っ青ということだけでここまで美味しそうに見えないというのは不思議なものである。食べ物の色の重要性を改めて再認識させられた。
―実際に食べてみる
さて実際に食べてみますと、味はいたって普通のココナッツカレーである。ただし、そばにココナッツカレーは極めて相性が悪く、そもそも何を食べているのかが良くわからない。
なぜそばにココナッツカレーを混ぜたのかもよくわからないが、とにかくそばにココナッツ臭は強烈である。青色云々よりもその相性が最強に悪い
非常に憂鬱な気分になったが、これで今年のモンスターを退治できたということである意味勇者となり、いい年が迎えられそうだ。
スライムカレー
http://vvstore.jp/i/vv_000000000067633/
(秒刊ライター:ユカワ)