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韓国アーティストが西洋の童話をアジア風にアレンジした結果!

童話やディズニーは欧米で作られた物。グローバル化した今でこそ少しアジアンテイストが入った作風もあるが 多くのキャラクターや作風は必然と欧米のものとなっている。私たちも小さいときから それら素晴らしい作品をそのまま受け止め楽しんできた。しかしここに来て 世界で注目を浴びているのは韓国の女性アーティストナ・ヤング・ウさんの作品。童話やディズニーの世界を彼女の手でアジア風に丸ごとチェンジ。原作とまた一味もふた味も違ったほっこりファンタスティックワールドに思わず微笑んでしまう。上記イラストはアジア版「白雪姫」
小鹿のウィンク、ウサギのもこもこのお尻が作品の可愛らしさを更にアップしている。

言わずと知れた「不思議の国のアリス」マジマジと見入ってします。ティーポットが急須に、サイコロが麻雀のパイだろうか。本も漢字らしき文字が縦書きでびっしりと綴られておりオリエンタル感プンプンだ。黒ハットから飛び出、たなびく耳、モフモフの尻尾に何食わぬ顔で吹かすパイプ。どれもツボ。愛さずにはいられない作品です。

アジア版「野獣と美女」野獣をライオンではなくて虎で表現しているのが オツですね。虎の顔のタッチもよく表現されており 柔らかそうなその毛並は思わず触ってみたくなるほど。大きな不器用そうな手で雀に餌をやる仕草は彼の「優しさ」を上手に表しています。また美少女が持っている花もありがちなド派手なものではなくアジアらしい繊細さ、可憐さも上手に描き切っています。

 

「赤ずきんちゃん」シマチョコリが愛らしい作品。オオカミが優しく赤ずきんちゃんの背後から忍び寄っています。騙されてはいけません「男はオオカミ」なのですから・・・とがった白い耳と少女の背後から見える大きな尻尾・・・・オオカミではなくて【白狐】なのかも。このように想像しながら見るのもこの作品の楽しみかもしれません。

女性アーティストならではの優しいタッチが魅力的なミステリアスで不思議な世界。是非どんどんシリーズ化して世界中の人を楽しませて欲しいものです

【参照記事】
http://blazepress.com/2014/12/korean-artist-gives-eastern-take-western-fairytale-characters/

(秒刊ライターSKKC)