探索機「ロゼッタ」から送られてきた見ておくべき貴重な写真

 

火星と木星の間にある「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」に着陸し、その様子がモノクロ写真で地球に送信されてきておりますが、あまりに圧巻です。あのたった4kmしかない小さな星に着陸し、更に画像データを送信するという行為は一体どのような仕組みになっているのか見当もつきませんが、おそらく宇宙から地球に届くほど強力な無線LANのような(表現がチープ)転送システムを使っているのでしょう。

こちらがロゼッタから送られてきた写真。どうやら地表のようですがしっかり地面を捉え固定されているようです。殆ど重力も無い状態からこの安定した写真を送るのは奇跡のようです。ちなみに彗星であるのに、あの光の波動のようなものが出ていないのは、まだ太陽に近づいていないからなんだとか。今後太陽に接近すれば彗星の尾が観測できます。

「ロゼッタ」の着陸船「フィラエ」である。2つの機械が壊れることなく正常にデータを送信しているようだ。ただ個々から更に離陸して地球に帰還するという「はやぶさ」のようなミッションは無く、このまま放置されてしまうちょっとかわいそうな探索機なのです。

Great shot!という名にふさわしい写真。「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」である。小さいころ想像していたあの彗星とはまるで異なりますが、人類史上初となるこのミッションにおける写真は非常に貴重なものです。今見ておく価値は非常に高いのです。

参照

http://ufosightingshotspot.blogspot.jp/2014/11/first-rosetta-philae-images-amazing.html

(ライター;たまちゃん)

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