そろそろ「メロンパンの皮焼いちゃいました」について言わせていただく。これは皮だ!

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秋もそろそろ終盤にかかり、世間ではもはやクリスマスムード一色。町並みには綺羅びやかなLED電球がキラキラと輝き、一人でこの冬を載り切らなければならない方々にとってはよりそれが「虚しく」感じられるのではなかろうか。クリスマスとは誰のものなのか、そもそもキリスト教のお祭ではないのか。そんな中、こちらのお祭りは我々の生活にモロに直結するのではなかろうか。「ヤマザキパン祭りだ」



ーメロンパンの皮祭り

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さてこちらのパン祭り「メロンパンの皮焼いちゃいました」は、あのメロンパンの皮だけを抽出し、商品化させたもの。山崎によると「メロンパンのパンの部分を少し削り、クッキー生地だけを焼いたような商品」だというが、ようはメロンパンの皮である。それ以上でもそれ以下でもない76円のパン。


ー言ってみればクッキー生地

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メロンパンの皮といえば、言ってしまえばクッキー生地なのであり「皮だけ」ということであればクッキー生地のみを食べるということになる。原材料としては「ミックス粉・卵・砂糖」などありふれたものが出揃っており、特筆すべき点はない。

ー早速食べる
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早速食べてみると、これは問題なく「うまい」。確かにこれはメロンパンのあの皮なのである。サクサクした食感と独特の風味・甘みが口の中に広まり、まろやかなクッキー生地がまるで雪崩のように口の中を蕩けさせあっという間になくなる。つまりメロンパンの皮なのである。

しかしこれは言うべきではないのかもしれないが、せっかくなので言わせていただくと、メロンパンの皮は、あのメロンパンという「ふわふわ」のパンがあって成立するのであり、単なる皮だけとなったこの生地を果たして「皮」として崇めるほど崇高なものなのだろうか。

例えるのであれば、AKBのメンバーがソロとして活動をするとなんとなく物足りなくなるのと同じで、皮がソロとして活動してしまうとどうしても物足りなさを感じる。実はメロンパンを支えていたのは、皮だけでなくメロンパンの下にあるふわふわも重要だったのかもしれない。

とはいえ、味は格別。ほんとうに旨い。見つけたら即買い必至である。

山崎
https://www.yamazakipan.co.jp/

(ライター:ユカワ)

2 COMMENTS

秒刊名無し

「メルヘンハットのみみ」と食べ比べてみたい。

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