ピエリ守山は度重なる店舗の撤退で閉鎖が危ぶまれたが、他企業の出資によりテナントの誘致が成功し、今年の冬には完全復活する。さてそんな明るい話がある中、現在浜松市民が最も興味のあるそして不安要素として挙げられている懸案が「イオンモール志都呂店」の行方だ。町の発展の立役者となったこのイオンが撤退するとなればいよいよ浜松市もピンチだ。
―地盤の影響で撤退?
現在撤退の理由として最も候補に挙がっている理由は「地盤」の問題だ。もともと地盤のゆるい地域であり、それに加え東日本大震災の件を踏まえると建物の耐震性及び津波の影響を見直すべきだという意見があるのだという。
確かにこの店は、地震もきていないのに、床がプルプルと小刻みに揺れる現象が発生する。ただしこれは「志都呂」に限らず全ての店舗において耐震構造のため衝撃吸収させるために揺れているといわれている。
撤退はたして本当なのだろうか。
その問題に対してイオンモール浜松市志都呂ゼネラルマネージャー「森嶋茂」さんがついに重い口を開いたことが明らかとなった。
―撤退の予定はまったくございません。
イオンモール浜松市志都呂ゼネラルマネージャー「森嶋茂」さんによると、「事実無根の噂であり、移転、撤退の予定は全くございません。」とのことだ。
また「津波の恐れがあるから」「地盤の不安があるから」浜北・三方原・新東名のそばへの移転が検討されているという噂も根拠に乏しくあやふやなものばかりだと客観的なコメントを寄せている。
ちなみに耐震構造処置は実施済みとのこと。
ということで「撤退」は単なる都市伝説であり心配することはないとのことだ。これはイオン店内にあるお客様の声コーナーに非常に大きく目立つように貼られていた。
しかしこの張り紙がより一層「撤退」に関する懸念を増強させてしまったようで、今もなお「撤退する」のではないかという心配が消えない。
―一部情報では10年前から15年後に撤退は決まっていた。
一部情報によると、イオンモール浜松市志都呂店は進出当時の10年前(2004年(平成16年)8月6日)から決まっていたのだという。理由としては、売り上げというよりも周辺地域の「地価」を上げ、あがりきったところで売るという「地上げ」目的ということだ。
15年後というと2019年、東京オリンピックの一年前だ。
あくまでこちらも噂であるため、確証は無い。
町の中心にある「松菱」の弊店、空洞化、そしてイオンモール浜松市志都呂店の撤退の噂。
浜松市民にとってこれ以上の大手企業の撤退はぜひとも避けたい話だ。
(ライター:ユカワ)
湯川はホント浜松嫌いだな。