動物学者もビックリ!南アフリカで巨大な水牛を自分の子分にする野生の猫が発見される

 

ペット好きな人間が癒しを求めて犬・リス・熱帯魚などの動物と一緒に暮らすことがあるように、自然界にも異なる種族と共生する生き物が少なくない。2014年9月上旬、南アフリカで水牛と共生する野生の猫の様子が撮影され話題になっている。驚くべきことに、猫は水牛の背中の上で丸まって完全にくつろいでおり、まるで家来であるかのように水牛を自分の乗り物にしていたのだ。

今回撮影に成功したのは、アフリカで野生動物の保護活動を展開している「Wildlife ACT」というグループのメンバーである。野生動物の活動を観察するために野外に設置していたカメラをチェックしてみると、そこには水牛の上に乗っかって闇夜の中で目を光らせているジェネットが映っていたという。

ジェネットは、ジャコウネコ科に属する雑食動物である。ヒョウのようなまだら模様とリスのような長い尻尾が特徴的で、アフリカからヨーロッパ周辺のエリアに生息している。日中は岩陰などに潜んでおり、夜になると活動を開始する。厳密に言えば猫とは言い難い種族だが、しなやかな肢体と小っちゃい猫耳には見ていて癒される可愛らしさがある。比較的世話も簡単なので、ペットとしても人気が高い。

自分より倍以上体の大きい水牛の上に乗ってドヤ顔を決めているジェネット。一方、ジェネットに乗っかられている水牛も嫌そうな顔はしておらず、見ていて胸が温かくなるような微笑ましい光景と言える。

しかし、水牛に乗って優雅に移動しているジェネットの映像を見た関係者は、「これは信じられない光景だ。」と目を丸くしているという。ジェネットは単独行動を好む生物であり、他の野生動物と共生するケースは確認されていないからだ。この行動が一回限りの偶然の現象なのか、それとも普段から他の動物の背中の上に乗って移動する習性があるのか、動物学者たちも大いに関心を寄せている。

夜行性ゆえに観測が難しいため、野生のジェネットの生態はいまだに謎が多い。今後どのような観測結果が報告されるのか、実に楽しみな話題である。

―海外の反応

・いくらなんでもジェネットが水牛の上に乗っかってるくらいで騒ぎすぎだろ。
・あのさぁ…。ジェネットは野生の猫じゃないだろ。
・なんだか妬いちゃう…。
・ちゃんと記事中でジェネットのことは説明されてるだろ。
・俺はてっきり、水牛に襲い掛かった巨大な猫がカメラのストラップに足を取られて仕留めそこなって、水牛の背中の上に乗っかった所を撮影したのかと思ったよ。
・そいつは「オッカムのかみそり」ってやつだぜ。
・うちの猫も柵の上に乗って地上の生き物をハンティングしてたなぁ。これはその水牛バージョンじゃないのか。
・天敵の攻撃を避ける狙いもあるだろうね。自然界には大人の水牛に挑もうとする動物はほとんどいないからね。
・俺はタイトルを見て、野生の猫に乗っかる水牛を想像してしまったよ。
・きっとこのジェネットはヒッチハイクが好きなんだろう。
・ジェネットは猫じゃないぞ。
・期待してた内容と違ってちょっとがっかり。
・ディズニーの次のヒット作は「水牛に乗るジェネット」で決まりだな!

掲載元
http://www.reddit.com/2fv0kj/

(ライター:sha-la-ku)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。