「息子」に白いドレスを買ってあげた親父の話が泣けると話題に。

今の時代 第三の性が認められつつあったり、同性同士結婚できたりと性同一性障害の方々が昔に比べたら住みやすい世の中にようやく変わろうとしています。まだまだ偏見や差別は根強く残っていますが 知識として認識されて来た、または受け入れられて来た事はとても喜ばしい事です。本人も自分の性に強い違和感、または嫌悪を抱きとても辛い思いを経験しますが その周りにいる家族も多くは混乱し なかなかその現状を受け入れられず 苦しむのだとか。今回はその「受け止める側」の父親のインタビューをご紹介

今回紹介するのは ポーランド在住の男の子(4)を持つYuviさん。
「小さい時から男の子が遊ぶ内容には一切興味を示さず、女の子が好むお人形ごっこに夢中だった。」
ある日、普段よく行く店に息子と一緒に行ったYuviさん。そこで初めて息子の口からはっきり「好きなファッション」を聞く。小さな息子は衣類セクションに行くと 男の子ではなく女の子セクションにまっしぐら。まるで結婚式に着ていくようなふわふわなドレスを指さした「パパ 僕これが欲しい」
Yuviさんは驚きながら まずは購入。家で試着タイムとなる。初めてワンピースを着る息子は「パパ これ頭から被るの?このリボンはどこで結ぶの?」
大好きなワンピースに初めて袖を通した息子。鏡の前で大きな深呼吸。親子の間に流れた 今までに流れたことのない張りつめた緊張の糸。
「すると息子はそのふわふわのドレスを身にまとい とても嬉しそうに クルリと回ったんだ。」
この瞬間から息子は性同一性障害だという事を知る事になる。それからというもの 4歳の小さな彼は「なぜ自分は男の子なのか」「女の子ではないことが悲しい」と、悲しみや憤りをYuviさんに話すようになります。

ある日Yuviさんが帰宅すると 妻が男の小さな爪にマネキュアを塗ってあげていました

「パパ!これ!素敵でしょ?!」とカラフルに塗られた小さな指をとても誇らしく見せてくれたのです。
Yuvi氏はその光景をみて一気に全てがクリアーに。

「その息子の顔が本当に幸せそのものだったんだ。何が一番大切かだって?彼の幸せが一番大切なんだ。親だからって この子の生き方を強制するなんて出来ないんだ!何も悪い事なんてない。そのままを受け入れるそれが「生きている」って事だ」

息子の幸せな顔を見て その「生き方」をサポートすると決めたYuviさん。これから大きくなって周りと接する事が多くなればなるほど 色々と困難にぶつかるかもしれません。
早く 差別や偏見がなくなる世の中になる事を願わずにいられません

【海外の反応】

--君と君の息子さんに神のご加護を!

--すべての親があなたの様な親ならいいのに。男の子だからってスポーツを 女の子だからってお人形遊びを強制しない親って事だ

--父親にブラーボー!!!だ!

--ディケアで働いているけど子供達の間で「性別のルール」なんてないよ。本当に素晴らしい事だ!女の子も遊びたかったらカードゲームでどんどん遊ぶし、男の子だってネイルポリッシュを塗って楽しむ事だって多々あるんだ。父親も受け入れるまで相当な葛藤があったんだと思う。息子の幸せだけを願っての決断。神のご加護を!

--私の孫もこの子と同じように フワフワなドレスを着たがったりキラキラしたものを好んだりした時期があったけど、今はやんちゃな男の子。毎日アメフトをしている。子供ってそういう時期があるのかもしれないよ。

--なんて素晴らしい話なんだ!

【参照記事】
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2642840/Why-I-finally-let-son-buy-dress-Fathers-moving-story-coming-terms-five-year-olds-true-identity.html

ライターSKKC

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