【悲報】実は52%ものブラジル人がFIFAワールドカップの開催に反対していると判明!

2014年度最大のイベントと言えば、6月から開催されるFIFAワールドカップをおいて他にないだろう。4年に一度、FIFA(国際サッカー連盟)に所属している世界中の国々がトーナメントに参加し、サッカーの試合を通して世界一の栄光を目指す。開催国であるブラジルではさぞ盛り上がっているだろうと思われたが、驚くべきことに、国民の半数以上にのぼる52%の人々がワールドカップの開催を快く思っていないというアンケート結果が出た。


ワールドカップはオリンピックに勝るとも劣らぬほどの人気を誇るスポーツイベントである。参加国数は約200にも上り、予選を勝ち抜いた32チームで本大会が実施される。
スポーツファンが楽しめるだけでなく、開催国には絶大な経済効果をもたらすメリットもある。スポーツグッズの売り上げ、観光収入、インフラ整備費などを合計すると、軽く1000億円を超す金が動く。景気の回復も期待できるため、どこの国も開催国誘致に躍起になっているのが実情である。

2014年度のワールドカップ開催国はブラジルだ。ブラジルと言えば、ペレやジーコ、ロナウドなど、数々のスーパースターを輩出してきたサッカー王国である。過去すべてのワールドカップで本大会に出場し、世界最多の5度の優勝を果たしている。さぞブラジル国民は自国のサッカー文化を誇りに思っていることだろう。
しかし先日、あろうことかブラジル国民自身がワールドカップ開催に反対する街頭抗議活動を展開し、世界中のサッカーファンを驚愕させた。デモ参加者が掲げるプラカードには、「ワールドカップなんて必要ない」、「くたばれFIFA」など過激な文言が並んでいる。

―ブラジル経済の影

90年代頃からブラジルの経済成長率は低迷しており、所得格差も広がる一方である。各地で暴動が頻発しており、治安状態も決して芳しくない。ワールドカップが開催されれば観光収入が景気回復につながるのではないかと思われがちだが、むしろ熱狂的なサッカーファンが街中で暴れる問題を懸念する意見が多い。ワールドカップはブラジルに利益よりも害をもたらすと考える国民が大半であり、サッカーに金を費やすくらいなら教育や医療の分野に投資しろと主張しているのだ。

過去には、ふがいないプレイを見せたプレイヤーがファンに射殺される事件が起きたこともある。世界最大のスポーツイベント・ワールドカップが平和的に開催されることを願わずにいられない。

―海外の反応

・ サッカーより自分たちの生活に必要なもののために戦う方が大事だもんな。
・ ブラジル人は世界のサッカー人気にものすごく貢献してきただろ!いいかげんにしろ!
・ 正直言って、彼らはこの抗議活動を通して何を起こそうとしてるのか分からない。
ワールドカップはあと数日で始まるんだぞ。
・ 意識を持てってことだよ。FIFAがモラルのかけらもない腐りきった下劣団体かどうか、
ワールドカップが始まってみりゃ分かるさ。
・ 僕の同僚は毎回ワールドカップを見に行ってたけど、もう行きたくないって言ってたなぁ。
・ ワールドカップ開催の3日前になって、ブラジル人が道を占拠して一大イベントに反対する
ストライキ・行進活動を行った。デモ参加者は、立ち退きの増加・低賃金・劣悪な治安
・健康・食べ物と配管設備などへの不満を声高に叫んだ。
・ 第三国であるFIFAに文句を言ったってしょうがないだろ。
FIFAを非難する意見が多いみたいだけど、自国の政府にもっと関心を向けろと言いたいね。
・ ワールドカップが待ちきれないんだが、いろいろと面倒なことが起こってるっぽいな。
・ 観客が気にする必要はないよ。ブラジル政府が無能なのが悪いんだからね。
ゲームを楽しみながら、割に合わない刑罰を科されている人たちのことを思い
出してあげればいいさ。
・ バットマンのコスプレしてるやつ、ひでえな。
・ 彼は特上のサッカーゲームが欲しいんだとよ!
・ サッカーファンまで支持してるなんて残念だな。これじゃあ何も変わらないよ。
・ 48%のブラジル人はまだ正気ってわけだ。
・ 大勢の観客がワールドカップを見に行けば、地域の歳入は増加するんじゃないの?
・ 俺は面倒くさがりだから、ワールドカップに参加しないことでデモに協力してやるよ。

(ライター:sha-la-ku)

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