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2ちゃんねる、2chの商標既に「西村博之」氏が取得済みであることが判明

所有権問題で揺れる「2ちゃんねる」ですが、実は既に2ちゃんねる及び2chという商標は創始者「西村博之」(ひろゆき)氏が取得済みであることが明らかになった。これは商標データベースによる照会によるものだが、ためしに「2ちゃんねる」などで検索すると複数表示されそのうちの一つが「ひろゆき」氏の名前のある掲示板等の所有に関するものだ。これにより商標上は既にひろゆき氏のものであるようだ。

ー2ちゃんねるは2013年3月に取得

実は2ちゃんねるという商標は、今回の騒動が起こる1年前にすでに取得されており、第三者が2ちゃんねると呼ばれる掲示板を作ることはできない。しかし今回の騒動のように、既にある2ちゃんねるが誰かのものにわたってしまった場合どのような対処になるかは不明。その辺の詳しい裁決は裁判で明らかになるはずだ。

ー商標内容

2ちゃんねるに関する商標は以下のようになっている。

電子掲示板による通信及びこれに関する情報の提供,インターネット利用のチャットルーム形式による電子掲示板通信及びこれに関する情報の提供
インターネット又は移動体通信端末による通信を利用した電子掲示板用のサーバの記憶領域の貸与及びこれに関する情報の提供,インターネット又は移動体通信端末による通信を利用した電子掲示板へのアクセスのためのコンピュータープログラムの提供及びこれに関する情報の提供

ー2chも取得

更に今月24日には「2ch」も取得。現在の2ch.netが第三者にわたっているという問題の中、ひろゆき氏が所有権を明確に主張する作戦だ。「2ch」という商標上はひろゆき氏のものとなったが、今まで「2ちゃんねる」という商標を持っているにもかかわらず、第三者が管理できてしまっている現状、この取得に絶大な効果があるかどうかは未知数だ。

しかし、万が一明確にひろゆき氏の所有が認められた場合でも安心はできない。なぜなら今まで眠っていた賠償請求等の問題が一気に目覚めるという可能性も否定出来ないからだ。

参照
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140424-00000046-zdn_n-sci

(ライター:たまちゃん)