ブラウザ上でFlashを動作させるために利用するプラグイン「Flashプレーヤー」の最新版「FlashPlayer12」をインストールすると、強制的にGoogleChromeやツールバーを入れられてしまうという情報が拡散している。本当にそのようなことが起こり得るのだろうか、もしそれが本当であれば確かにマルウェアと言われても仕方のないレベルだ。早速試してみました。
―Flashプレーヤーのダウンロード
公式サイトからAdobe Flash Playerをダウンロードします。この際注意したいのが、McAfeeのオプションプログラムを入れるかどうかを確認するチェックボックスがあります。もし入れたくないという場合はこのチェックボックスを外す必要がございます。ちなみにGoogleChromeの選択はございません。つまりこの時点でユーザはGoogleChromeを入れるか入れないか以前に、そんな言葉自体が出てこないのです。
※バージョン 12.0.0.43でテスト
―入れてみたところ・・・
念のためFlash PlayerとGoogle Chromeをアンインストールして今回の作業を行ってみましたが、特に強制的にChromeがインストールされているということはございませんでした。またその他オプションも入れられた形跡もなく、むしろ検証のためにアンインストールしてしまったChromeを入れなおさなければならないという手間が発生する羽目に。
―Chromeを入れられたとはどういうことなのか。
さてツイッターなどではChromeを入れられたという報告が多数ツイートされておりまして、単なる勘違いであるという可能性ではないようです。もしかしたらバージョンによっては入れられるという可能性もありますし、今回試したバージョン 12.0.0.43では削除されているという可能性も。
またユーザが知らず知らずのうちにインストールしており、FlashPlayerを入れた時点でそれに気づいたということもあり一概にどのタイミングで入ってしまったかというのを検証するのは難しい。
もしかしたら皆様のPCにも知らず知らずのうちに「Chrome」が入っているのかもしれません。
※追記:コメントより「オプションがマカフィーじゃなくてChromeだったことがある」との報告がございましたありがとうございます。
(ライター:たまちゃん)