浜松ノロウイルス問題の「ヤタロー」の工場に行ってきた。既にマスコミが食いついていた。

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浜松市の小学校でノロウイルスの疑いにより、多くの生徒が欠席をし学校閉鎖となった問題で、市の保健所は給食用のパンを提供した菓子製造業「宝福」((株式会社ヤタローグループ)の工場を立ち入り検査。その結果ノロウイルスが検出されたと発表。ではその工場で購入したパン、もしくは工場は現在どのような状態なのか。さっそく調べてみましたのでご覧ください。



―ノロウイルスの検出に対するお詫び

株式会社ヤタローは公式サイトにて、今回のノロウイルス問題に対する謝罪文を掲載した。

さてこの度、株式会社 宝福 にて 1 月 13 日製造の学校給食用「食パン」を食 された一部の児童・生徒様及び学校関係者様より、ノロウイルスによる感染症 が確認されました。現在、弊社の社内検査及び関連機関ご協力のもと、原因の 究明に全力を挙げて取組んでいるところであります。

http://www.yataro.com/newsrelease/140118jisyukaisyu.pdf

現在自主回収などが行われているようだ。実は今回問題を発生させてしまったのは「ヤタローグループ」の株式会社 宝福の工場である。給食以外のパンに関してはウイルスは検出されていないがグループ企業である「株式会社ヤタロー」はこの問題を受け店舗などで販売されている菓子パンなどの自主回収をするほか、すでに販売されているパンなども回収する。

―工場に行ってきた

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問題の工場の近くに直売所があるが、どうやらすでに臨時休業となっていた。騒動を知らずパンを買いに来る客などが見受けられた。またその客を取材しようとすでにマスコミなどの取材班がカメラを構え、来客に対して取材を行っている姿も。

店員によると「申し訳ございません、本日休業とさせていただきます」と申し訳なさそうに謝罪。それと共に謝罪文を指差した。今回のノロウイルス騒動の内容を記載したものだ。

1000人近い欠席者をだし、全国でも話題となっているこの問題があるなか、騒動を知らずパンを買いに来る客がいるとはなかなか驚きだ。実は浜松市では給食のパンという認識はあるが、どの企業が問題を起こしたかということに関しては、あまり知られていない。これも土地柄なのだろうか。

衛生管理を徹底し、再度おいしいパンを提供していただける日を待ちわびたい。

(ライター:たまちゃん)