非常に興味深いデータが出ておりました。2008年にリサーチ情報サイト「ブロッチ」(現在閉鎖)などを展開する株式会社アイシェアが調査したところによりますと、ケンタッキーフライドチキンに関しての略称は東日本では「ケンタ」西日本では「ケンタッキー」と略されていると判明いたしました。過去のデータではありますが、一つの判断基準になる貴重なデータとなりえます。これにより『どう呼ぶか』論にようやく答えが出たようです。
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株式会社アイシェアによると、全国のファーストフード店の略称のリサーチ結果が出ている。その中で注目したいのは、あまり略称について話題とならない「ケンタッキーフライドチキン」である。マクドナルドは東はマック、西はマクドという一般論が定着している。しかしケンタッキーは何故か話題にならないのだ。一説によると東は「ケンタッキー」西は「ケンタ」などという説もあるが、今回の調査結果によると少し状況が異なる。
―東はケンタ、西はケンタッキー
データによると東はケンタ、西はケンタッキーとなっていることが判明。実は西日本で「ケンタ」はあまり使われれていないようだ。ケンチキと呼ぶ方もいるが東西どちらも少ない。
ケンタ 東: 125 / 47.5% 西:31 / 20.8%
ケンタッキー 東: 108 / 41.1% 西:100 / 67.1%
―結果としてはバラバラということか。
結果としてはマクドナルドのようにマックとマクドのような明確な違いはなく、ケンタかケンタッキーという平凡な違いということである。これが、ケンタ・ケンチキのような明らかな違いがあればもう少し話題性もあるわけですが、豆知識レベルとして覚えておきたいものだ。
ちなみにマクドナルドは以下のような結果だ。
マック 東: 222 84.4% 西:62 41.6%
マクド 東: 31 11.8% 西:78 52.3%
参考
http://www.ishare.co.jp/
http://archive.is/4kIcm
(ライター:たまちゃん)