世界最大のスーパーマーケット「ウォルマート」で食品偽装が発覚した。なんとロバの肉がキツネ肉として販売されていたというのである。問題となっているのは中国のウォルマートで、同国では割とロバ肉はよく食べられている。しかしこのロバ肉のDNAを鑑定したところ、キツネの肉が混入していたというのだ。この事実に中国の消費者も新年早々怒り心頭である。
ウォルマートの広報は問題の報告を受け、ロバ肉を回収し購入者には50元を支払うと発表。また同様の問題がないかほかの店舗でもDNAの鑑定を行うという。ロバ肉は中国では頻繁に食卓に上がっており人気商品となっている。そんな中に全く別物の肉が入っていたということで、消費者もあきれている。
中国ではウォルマート以外にもこのような食品偽装が発覚しており、ネズミやキツネの肉をヒツジの肉として販売するなど問題化していた。
―ネットでも問題化
このような問題は中国のツイッターである「Weibo」などでもっぱら話題となっている。中国では最近このような食品偽装や、企業の暴露などがWeiboを通じて次々と発覚している。
つまり我々日本人とおなじようにネットで問題化した食品偽装はそのまま社会問題としてマスコミに取りざたされメディアにたたかれてしまうという図式が確立されているようだ。
やはり食べ物の恨みは恐ろしい。
(ライター:たまちゃん)