秒刊SUNDAY

台風が「期待はずれ!テレビ煽り過ぎ」とネットで不満の声も

 

関東・東海地方に接近した台風26号は雨風共に強まり、交通機関が一時運休を見合わせるという事態となりました。しかしネットでは10年に一度と煽るほどひどくはないという声も多く、幸いにも被害は最小限に食い止められたようだ。もちろん冠水した地域もあるということを踏まえると全く被害がないというわけではないが、テレビは過剰に報道し過ぎではないかという不満の声も上がっている。

http://www.jma.go.jp/jp/typh/

―台風の報道の例

さて台風接近時にテレビが良く行うお決まりの報道例としては以下があげられるのではなかろうか。

・最も接近している地域に行きカッパを着て報道
・道路や木々が風で揺れている様子
・風にあおられて傘がさせない女子
・休業する店舗
・最大瞬間風速

接近時からあたかも台風が日本のすぐ近くにいるかのような報道で視聴者に警戒心を煽るのです。まだ深刻な状況になっていないにもかかわらず、恐ろしい台風の接近を呼びかけます。ではなぜこのように台風を連日報道して警戒心を煽るのだろうか。

―なぜメディアは台風を煽るのか

過剰報道と言えば過剰報道なのかもしれないが、逆にサラリと「台風が来ております。厳重な注意をお願いいたします」のような一言で報道したとすれば何が起こるか、恐らく視聴者は台風に対する警戒心を欠き、万が一深刻な被害が出た場合に巻き込まれる可能性がある。

つまり台風の影響を多少盛った表現をしておけば、深刻な被害が出る前に事前準備が出来るのではないかという考え方だ。

実際に自主的に公民館に避難するおじいちゃんおばあちゃんの映像は良く見かけるが、台風が本格的に酷くなってから動くよりはいくらか余裕が持てるのではないか。

―ネットでは過剰だと批判

もちろん警戒を強め注意を促したいという気持ちは判る、しかしそうは言っても「全く台風が来ない」ということもあり、何処まで正確な情報を伝えるかが今後課題となりそうだ

 

・今年最大級の台風とか言ったって、どうせ関東来る頃には弱まるんやろ。
・十年に一度とかつけて煽るなら行政から圧力かけて会社も学校も休みにしろや
・台風なんて東海地方は期待しちゃダメですね
・いつもマスコミが騒いで煽るけど、大したことないよね。
・東京の台風って煽る割にはいつもたいしたことが無いような。
・それくらいじゃなきゃ自ら犠牲になっていく人が出てくるから
・またもや、ヤバイヤバイ詐欺なんじゃないか?と疑いたくなるなぁ。
・23時台のニュースで台風の不安感煽るのやめて欲しい
・結局また台風はお得意の来る来る詐欺なんでしょう
・マスコミは台風来るたびに煽るよなー
・気象庁。台風のときは過剰に煽る。放射能のとき…。絶対に忘れることはない。
・煽るね~ 明日はどうなるかな?
・煽ると大して凄くないから今回の台風も余裕だと思う。
・メディアがすごい煽るから 台風めっちゃ怖くなってきた
・台風のニュースがめちゃくちゃ不安を煽る
・台風ヤバイ関東ヤバイって煽るから、まだまだなのに交通が混乱してるのでは…?

今回の台風で被害はゼロだったわけではない。テレビのおかげで最小限に食い止めたとも言えるのかもしれません

―追記

伊豆大島では17日14時の時点で19名が亡くなっております。一部では何事もなかったかのように騒がれておりますが、このような参事を招いていることは非常に我々も心が痛みます。心からご冥福をお祈りいたします。

(ライター:たまちゃん)