最近の高校の教科書に日本の大手巨大掲示板「2ちゃんねる」が掲載されているというまことしやかな情報がネットで話題となっている。さっそく調べてみると確かに2ちゃんねるでよくみかける「アスキーアート」とともに、何とも懐かしい「またーり」「乙」「チラ裏」などのスラングの説明が書かれているページが確かに存在した。これは本当に日本の高校の教科書で登場したものなのだろうか、さっそく調べてみた
―掲載されていたのは教科書ではなく「情報集」
http://nichibun.net/material/topics/
2ちゃんねるが掲載されている教科書について詳しく調べたところ、どうやら教科書ではなく「情報最新トピック集 第4版 高校版」と言う日本文教出版が監修している情報集のようで、こちらの2ちゃんねるに関するページが一部ネットに公開されたという事のようだ。
教科書では無いとはいえ、高校の教育課程で「2ちゃんねる」が取り上げられているということは事実のようで、教育現場で2ちゃんねるの用語が飛び交っているという信じ難い授業が受けられているようだ。
―具体的な内容
日本文教出版「情報最新トピック集 第4版 高校版」によると2ちゃんねるの紹介ページは以下のような構成となっているようだ
インターネットの利用 検索サイト,BBS/2ちゃんねる,SNS/mixiとFacebook,ブログとCMS,
Wikipedia,メールコミュニケーション,YouTubeとニコ動,Twitter,ネットショッピング
つまり2ちゃんねるにとらわれずインターネットの様々なサービスについての紹介のようだ。その他にも「インターネットのしくみ,WebページとHTML,WebサーバーとHTTP」など割と実践的な内容も紹介されており、現代の高校生が情報技術を習得する上で必要不可欠な情報が主に記載されているようだ。
もはや授業の一環で2ちゃんねるが出てくることが不思議ではなく「当たり前」の時代になりつつある。
―ネットの反応
ネットでは「世も末だ」「何の役に立つのか」等の意見が多い
・情報の授業は変化が早くて、先生も大変だろうなぁ。
・何教えてるんだよ… 詳細キボンヌ。
・ちゅるやさんの圧力か?
・こんな事まで今は教えてるのかwwww
・世も末だな
・今どきの教科書って2ch載ってんだ
・時代だなw
・ちゅるやさんすごい
・こんな情報、知らなくてよい。
・もっと早く扱ってやれよ
・これなんか役にたつの?
・最近の教科書すげー
・高3あたりの会話まんまだったな
・高校で2ちゃんの使い方教えるとか世も末ですな
・なぜ餅つきのAAなんだ・・・
今後は昨今の事件をうけ、炎上の恐ろしさ・リスク・バイトテロについても紹介したほうがよさそうだ。
(ライター:たまちゃん)