イタリアなど海外で販売されているマクドナルドの新商品「マックトースト」。既に海外で食べたことがある方もいるのかもしれないが、あまりの薄さに驚いたという声もちらほら。しかし日本で販売されるのはこれが初めてということで、我々も期待に胸をふくらませながら注文してみた。はたしてネットで噂されている通り「驚愕の薄さ」を体験することができるのだろうか。
―実際に注文
実際に注文してみると意外や意外、言うほど薄くは無くiPhoneの2.5倍ほどの厚さがあることに驚かされる。またバンズが裏返っているというジョークのような設定は、言われなければ気づかないレベルでよく見れば確かにバンズを裏返したという形跡が見受けられる。(あくまで言われればですが)
ただこれで100円とは驚きだ。新商品でいかにして100円にすることができたのか。
―解体してみると見えてきた低コストのからくり
解体するとようやくいつもの、ハンバーガーやチーズバーガーに使われているであろうバンズが登場。ただし、トーストというと全面を焼いているというイメージがあるがクラウン(業界でいう頭のパン)部分は片面のみ焼いているようだ。これは通常のハンバーガーと同じ工程であるため、トースト用に新たな機械を導入したとは考えにくく、あくまで低コストでいかに新商品を打ち出すかという点がポイントのようだ。
また、チーズ・ハムといった素材は朝メニューのマフィン類から調達していると思われ、実質今回の新商品からの新素材は全く無いようにも思える。
つまり既存素材を以下に流用して新しく見せるかというポイントが今回のマクドナルド側の旨みでもある。
さて、マクドナルドの旨みが分かったところで本来の味はどうだろうか。
―味のほうは?
肝心の味ですが、ハムとチーズの味がします。
(ライター:ユカワ)