iOS7の視覚効果で「酔う」というのは本当か?調べてみました

 

iPhoneの新しいOS「iOS7」から取り入れられた視覚効果「ズーム、視差効果」などと言った動きがユーザを酔わせるといった報告がネットでも話題になっております。一部のユーザだけが感ずる症状ではないのかと思いきや実際に調べてみると多くのユーザがこの症状に悩まされているといいます。はたして本当に悩んでいるユーザはいるのでしょうか?またその対策はあるのでしょうか。

―アイコンを増やすと気持ち悪い

 

iOS7から取り入れられた視覚効果でもっとも三半規管を刺激するのが「ズームイン・ズームアウト」であろう。これはアプリを起動すると画面上のアイコンが「ふわっ」と拡大し、アプリ画面に遷移。また終了するとアプリ画面からアイコンに縮小される。動きが実にシームレスであたかもiOS7の中に自分がいるかのような錯覚を覚える。

またアイコンを増殖されるとその動きは更に複雑な動作をするため、アイコンが増えれば増えるほど酔いは増す。

ただし言ってみれば単なる2Dの拡大縮小というわけで、よくある3Dのレーシングゲームとは比べものにならないほど酔いは少ないはずだ。ではなぜ酔うのか。


―画面を凝視するから?

以前アニメポケットモンスターで多くのフラッシュ効果を使ったため、気分が悪くなったという問題があったようにこの画面酔いは3D・2D関係なく人間を襲う。はっきりとした原因はわかっていないようだが、フラッシュ効果、激しい動きなどにより発生するリスクは高まる。

とくにゲームやスマホなど画面に集中しているとその現象が顕著に発生し、三半規管等が刺激された結果引き起こされる自律神経の失調状態で人によって症状は異なる。

ではどうすればよいのか。

―視覚効果を減らす・スマホから目を離す・明るい場所で見る

iOS7の設定で視覚効果の一部「視差効果」を停止させることができる。これはiPhoneを傾けるとそれに応じて壁紙が同期して動く効果だが、あるより無いほうが気持ち悪さは軽減する。ただし今のところズーム機能のOFFは無いので、次回OSバージョンアップに期待したいところだ。

また、画面を凝視することで発生しやすくなるのでなるべく目をはなし、明るい場所で操作することに心掛ける。暗い場所で寝ながら操作すると余計酔いそうだ。

―本当に酔う人はいるの?

ネットの情報を調べてみたが確かにiOS7で酔う人はいるようだ。逆に「何を言っているのか」とまったく酔いを感じないユーザもいる。反応はバラバラだ。

※酔わない派

・女子か!
・iOS7の視覚効果で酔う人続出とか凄いな
・iOS7で酔うっていう感覚がいまいちよくわからない。
・iOS7の視覚効果で酔うって記事の中で視差って言葉出てきたんだけど立体視でも使ってんの
・2Dで酔うんすか
・どの視覚効果で酔うのかわかんない鈍感な感覚
・iOS7のアニメーション効果で酔うとかどれだけひ弱なんだよw
・弱いというか感受性たかすぎというか
・ios7の視差効果?全然感じない

※酔う派

・私だけかと不安やった! 酔うよね、
・僕も酔う
・自分だけじゃなかったんだなーiOS7のアニメーションで酔うのは
・乗り物中では酔うこともありそうです。
・確かに酔うなぁ。。
・やっぱり自分以外にもいたんだ。酔う人。
・iOS7にしたら酔う
・確かにios7酔う感じする。
・iOS7酔う気持ちがわかった

※データはランダムで抽出しています。

―外国人もモーションシックネスに困っております

どうやら日本人だけでなく外国人もこの現象(海外ではMotion Sickness)に悩んでいるようです。

アップルのフォーラム
http://bit.ly/18j1usV

いずれにせよここまで問題となれば視覚効果を完全オフにする機能が追加される日は近いでしょう。もっともジョブズがいたら「慣れろ!」で一蹴されるのでしょうけど。

(ライター:たまちゃん)

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