彫刻刀と言えば小学校の図画工作の授業で版画や木製の彫刻などに愛用されたポピュラーな工具ではありますが、最近の彫刻刀はあの頃のような彫刻刀とは違い明らかな進化が見られるといいます。もはやこれは彫刻刀なのか?と疑問にも感じてしまい時代の流れにしばし呆然とするような変化、まさに「スマート彫刻刀」。さてどのような機能が盛り込まれているのであろうか。
最近の小学生が使ってる彫刻刀がアラフォーの俺の想像を超えてる…なに…これ…? pic.twitter.com/h2TR1hXS8J
— nopita (@nopi_nopita) September 3, 2013
さて現在ネットで話題となっている彫刻刀は「ストロンググリップ彫刻刀」という何とも強そうな彫刻刀なのですが、実際に強さだけではなくやさしさも兼ね備えたスマートな彫刻刀なのです。早速その「ストロンググリップ彫刻刀」の機能を見てみると以下の特徴があるようだ。
・刃が格納式
・グリップが長時間でも疲れにくい構造
・超高級ステンレス製刃
・安全ガード
・人気アニメのケース
などなど児童たちの心をわしづかみにする魅力的な要素が満載というわけです。もちろん普通の彫刻刀もあるにはある訳ですが楽天やamazon等を調べてみる限りスマート彫刻刀の量が多いことに気づかされます。
―「安全性」子供より大人に訴求した商品か。
こちらの商品も、上記の「ストロンググリップ彫刻刀」と同じような機能を兼ね備えている。やはりこれら彫刻刀がうたう機能としては断然「安全性」である。
つまり、子供たちに彫刻刀を使わせる親の気持ちを考えるとやはり安全性の高い「スマート彫刻刀」が良いのです。従ってこの手の彫刻刀のシェアが必然的に増えてくるのではないかと思われる。
昔であれば子供に怪我をして危険性を認知させるという獅子の子落とし的な考え方が一般的ではありましたが、最近では、いかに危険を事前に回避させるかがキモとなっているようだ。
そのように育った子供は本来の危険性を認知できないのではないかという懸念もありますが、現代の子供たちはインターネットという危険な場で随分と痛い目にあっておられますので、ある意味痛みを相殺しているのではないかと信じたい。
参考例:楽天
http://item.rakuten.co.jp/toyo-kyozai/001010801/
―Twitterの反応
・アラサーの頃に文具屋なりスーパーの文具コーナーなり歩いたこと無かったろ?と
・昔三角のやつ左手の人差し指に刺したの思い出した
・なんだこれは……
・最近の彫刻刀はなんかあか抜けてるんだね。
・カッコいい!使い道ないけど欲しくなる
・おわーΣ(; ゚Д゚)そうなの?
・うちらですら、こんなんじゃなかった...
・今って、こんなの使ってるの?
・すげぇなんだこれw
・見本で飾られたら困るな。絵の具セットもこんなだし
・握力がなさすぎて押して彫ることができず、泣く泣く開発したのが、自分に向かって引いて彫るやり方。
・我輩の時は木の柄でシンプルだったのに!何か、カッターみたい!
・「はあーっ?!」って驚きの声出た
最近のランドセルもシステムは踏襲しつつもデザインの多様化は目を見張るものがある。
(ライター:たまちゃん)
ここまでくるともう彫刻刀としての利点が薄れちまうんじゃないかとw
確かに安全そうだけど、賢そうな機能は見当たらないぞ
どのへんがスマートなんだと思ったら、
記事書いてる奴の勝手なネーミングか。
怒羅権 中埜良です。
このブログを読んで、参考になりました。
ありがとうございます。
怒羅権 中埜良でした。
彫刻刀で中指ザックリやったの思い出したわ
まだ痕が残ってる
一本で全種類が使えないんだ?? ダサッ
人気アニメのケースは余計やろ!
こんな過保護にしてどうすんねん!
こんなことするから人間の本来備わってる身体能力や
本能的なものが退化するんや!
じかに刃物に触れて、手の力加減を覚え、身体のコントロールを覚える、
肌で刃物を味わうからこそ、感覚や感性を養われるのに、
こんなんやから、今の子供は感受性や身体能力が低下すんねん、
こういうのは老人とかには良いが、
こどもに与えてどうすんねん? 人間退化させる気か?