福島の海開きはヤバかった!海洋汚染は『毎時」確認していなかった

先月7月福島県いわき市の海水浴場2カ所が「海の日」の15日に海開きをした。しかし福島第1原発の地上タンクから毎時6ミリシーベルトという非常に高い放射線量の汚染物質が海水に流出しているという懸念もあると発表。これにはネットユーザもゾっとし「あの海開きは大丈夫だったのか」という声が続出している。福島第1原発と海水浴場はわずか約40キロしか離れていない。



空間放射線量0・05マイクロシーベルトなので安全。

四倉海水浴場で海開きが行われた当初7月15日には、時刻ごとの空間放射線量を計測していた。その日は毎時0・05マイクロシーベルトと人体には無害なレベルではあったが、今回問題となっているのは空気中ではなく海洋汚染。つまり海水の汚染レベルが問題となってくる。

しかも福島第一原子力発電所と四倉海水浴場は40キロほどしか離れておらず、今回発表された『汚染水の海洋流出』に直結する問題となってきた。

当時の記事では海で楽しそうにはしゃぐ客の写真が掲載されている。

福島・いわきの2カ所で海開き 海の日の日差しに子供の歓声
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130715/trd13071512370008-n1.htm

―なんと倉海水浴場 、 勿来海水浴場の海水の放射能濃度は大丈夫だった!

いわき市の公式サイトには「四倉海水浴場 、 勿来海水浴場の海水の放射能濃度について」という資料があり、その内容によると海水から『放射性物質は検出されていない』という。

ただし採取日が6月29日、7月13日、7月20日、7月28日と飛び石となっており随時計測しているわけではないので採取日以外が安全かどうかは不明。無論海開きの日である7月15日はこのデータには記載されていないし、空気汚染のように毎時確認されていないので安全性については疑問も残る。

四倉海水浴場 、 勿来海水浴場の海水の放射能濃度について
http://bit.ly/1bV6Cok
(※H26は誤記と思われる)

いわき市公式サイト
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/mimiyori/016155.html

計測日が古いことと、最近ようやく発表された「海洋汚染」がいったいいつから汚染が始まっていたのか、ネットでは海開きが「狂気の沙汰だ」と揶揄するユーザも多い。

―Twitterの反応

・福島で海開き。どうすんだこれwww
・汚染水が漏れているのに海開きをしていることが信じられないと。
・海開きしていた福島の海水浴場、大丈夫なんだろうか。
・この前海開きしてましたのにー!
・ストロンチュウムが漏れてると言いながら、海開き
・東電発表前なんすけ
・先日、相馬市に行きましたが釣り人一人おりませんでした。
・駄目でしょ、ニュース見てないのかな?
・この2つの報道を見てると、めまいがする
・海開き、ってやらせな感じの人がたくさん~な写真の記事あったな~大丈夫なのか
・ツィッター内では福島原発近郊の海水浴場の海開きを狂気の沙汰だと呟く人が多くいた。
・海開きしたけど、もう一度汚染状況調べないとダメなんじゃない?
・そんな海で海開きをして子どもたちを泳がせたわけだ。
・一方福島では海開きが行われていた。
・福島の海開きが終わってからの報道だもんね
・国が福島の海開きを容認していることが異常。

海開きは平成25年7月15日(月・祝)~8月18日(日)までの期間中開催のため、現在は行われていない模様だ。

【記事参照】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130822-00000078-san-soci

(ライター:たまちゃん)

3 COMMENTS

秒刊名無し

まずは東電社員一家と推進派の一家で福島の海へ行けばいいじゃない。

秒刊名無し

地表と1mで数値が1.5倍くらい違うポイントがあるね。これ地表に放射能が落ちてるってことだよ。

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