こちらのアイテム、利用方法はわかるだろうか。先が丸くなっており手で持ちやすいようグリップ部分がある。またこのアイテムをより使いやすくするためか、右にあるような透明の液体を使いより効果的に作業を行えるような工夫も凝らされているようだ。言ってしまえば現在ではあまり利用されず一昔前、おおよそ10年ぐらい前までは頻繁に使っていたのかもしれないこのアイテムはいったいなんであろうか。
ヒントとしては「コンピュータアクセサリー」である。この時点で「ああ!」と分かった方は割とPCに慣れ親しんでいる方なのかもしれません。ご存じのとおりこのアイテムは現在のモデルでは構造も異なるため利用することもなく、ほとんど使われなくなりました。そう、マウスクリーナーです。
マウスをクリーニングするなんて綺麗好きなやつもいるもんだな!と思うのかもれませんが、一昔前のマウスは現在のような光学式ではなく、丸い球がインターフェースとなっており地面を転がすたびにゴミやほこりを巻き込む。そのためすぐに汚れ、内部の座標を取得するローラーが1週間以内に汚れるという今では考えられない仕様になっている。
もちろん今でも現役で使っていらっしゃる方がいるかと思うが、その方曰く『逆にそのマウスのほうが使い慣れており、精度が高い』とのことだ。ゴミは付着するが精度は高く感じる。そのような方のためにこのようなクリーナーが存在するわけだ。
ただし我々が良く知るクリーナーは、もっぱらそこら辺に転がっている鉛筆やシャープペンシルなどで、鋭利な面を利用し垢を落とすという手法。
あれれ、もしかして「アレ」に見えましたか?もちろん筆者もそう見えてしまいました、汚れているのはマウスではなく心だったのかもしれません。
【記事参照】
http://bit.ly/11Nq3we
(ライター:たまちゃん)