秒刊SUNDAY

newsing(ニューシング)などを手掛ける企業「マイネット」に行ってきた

ソーシャルニュースの「newsing(ニュー
シング)」やソーシャルゲーム「ファルキューレの紋章」などと手掛ける「株式会社マイネット(以下マイネット)」さんに行ってまいりました。企業理念は
「どこでもドアの実現」・・・なんのこっちゃと言いたいところではありますが、実際に社内や社員の声を聴いて思わず納得せざるを得ない話も出てまいりまし
た。ということで今回は知られざるマイネットの内部をご覧いただきたい。

―いきなりどこでもドアがお出迎え

オフィスフロアに入ると突然目の前にどこでもドアが出現。なるほど企業理念のどこでもドアが玄関にあることで「会いたいときに会いたい人に会える社会」をモットーとした人と人とのつながりを意識しているわけだ。もちろんこのドアを開けても向こう側には窓があるだけですが、心の扉は開かれます。ということで『普通のドア』を開けて早速作業場に入ります。

―選挙風ポスター

オフィス内に突然張り出された選挙ポスター。否、よく見れば某雑誌やテレビ局の番組を模したデザインで作りこまれた「それっぽいポスター」だった。聞く話によると社内で表彰制度がありそれに受賞した方へのご褒美として作られるのだとか。ウレシイやら恥ずかしいやらではありますが、このような制度とサプライズがあるという点は非常にユニークだ。このような発想力・企画力がマイネットが手掛けるサービスへと還元されるのではなかろうか。(秒刊サンデ―もニューシングにいっぱい登場しているので表彰…以下略)

制度
http://mynet.co.jp/culture/institution.html

―作業オフィス内

最近のIT企業は何処に行ってもデスクトップPCがずらーーーっ!というわけではなくノートPC+モニターというスタイルが主流ですね!持ち運びにも便利だし、そもそもノートPCとデスクトップがほぼ同じぐらいのスペックになってきているのでわざわざデスクトップにする必要はないのですね。

さてこの日社員はほとんど作業をしておらずご覧のとおり、もぬけの殻。取材日は土曜日ということで上のフロアでやっております「ファルキューレの紋章」懇親会に参加している社員以外はいらっしゃらないようです。普段ならここでガツガツと企画書を書いたり、デザインをしたり、コーディングを行ったりしているのでしょう。

その中でひときわ目立つ黒いサーバラック。これはもしや「newsing(ニューシング)」や「ファルキューレの紋章」のデータなどを管理しておくサーバか?と思いきやそうではなく単なる社内サーバ。顧客のデータ等についてはすべて安全な外部のサーバに任せているという。そりゃそうですよね、サーバ会社ではないのですから。

ちなみにニューシングに関してはほとんど専属スタッフがいないというから驚きだ。
放置というわけではなく、スタッフが常に監視しなくても良いような鉄壁のシステムを組んであるから暴走せず大丈夫ということのようだ。

―広い部屋

巨大なスクリーンやリラクゼーションスペースなどがある広い部屋。スタッフの全体会議や集会を行うスペースのようで、この日は「ファルキューレの紋章」の懇親会会場として使われていた。オシャレなインテリアや物欲そそるアイテムが並べられており黒板には出ましたドラえもん。何故かアンパンマンも描かれておりますが、人とのつながり・夢・希望といったコンセプトとしては同じなのかもしれません。そして、心からインターネットを愛しているそんな雰囲気がこの黒板からにじみ出ております。

このような美しいオフィスは随時見学を受け付けているそう。詳しくは以下からどうぞ

http://mynet.co.jp/visit/

―社長上原さんはアルファブロガーの本を書いている。

社長である上原 仁さんは、『アルファブロガー 11人の人気ブロガーが語る成功するウェブログの秘訣とインターネットのこれから』という本を徳力基彦さんなどと共著しているのですが、「秒刊サンデ―」はこのたびアルファーブロガーに選ばれることもなく、さらにアルファブロガー アワードという表彰式すらなくなってしまった。

そこで本を執筆しているご本人に聞いてみました。

湯川「当サイトはアルファーブロガーですか?」
上原「もちろんです。内輪の談合選出などではない、真のアルファブロガーと言えましょう。」

ということで自称「アルファーブロガー」という肩書から公に「アルファーブロガー」を名乗ることに
一歩前進しました。あとは次回ブロガーサミット2013でお会いするであろう、徳力基彦様の首を縦に振ってもらうよう、根回しをするだけです。
(炎上ブロガ―という肩書のほうが実はウケておりますが・・・)

アプリ開発やサービスを行うネイティブな企業というと、どうしても開発スタッフがゴリゴリコーディングしているという印象を持ちやすい。ところが今回取材で感じたのは、そうではなく人が人と接することをリアルで体感し喜び合うという『やり甲斐』を常にスタッフが感じているということだ。それは開発とは全く真逆なのかもしれないが、モニターの先にいるエンドユーザは何者でもない人である。それを意識しながら仕事をしているからこそ、そう感じるのかもしれない。

今後も我々を魅了する素晴らしいサービスやアプリを展開し
ていただきたい。

(ライター:ユカワ)