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落雷時に『金属』装着すると危ないは間違い!逆につけたほうがよい

国的にも梅雨が明け出しいよいよ夏本番となる日本列島ですが、同時に大気が不安定となり雷雨を伴う積乱雲が頻繁に発生しやすい季節となっております。昼間は晴れていたのに夕方になると突然黒い雲が出現し『ゲリラ豪雨』となることもしばしばですが、気をつけなければならないのが「雷」です。雷が鳴ったらいち早く遠ざかり金属を外す・・・なんて発想はちょっと違うようです。


雷の知識
http://www.aobaya.jp/chishiki.html

雷の情報を扱うサイト雷の知識によると、雷に遭遇した場合金属を外すという行為は全く無意味であることが判明。むしろ装着していたほうが電気が金属に流れる分電流が減り、生存率が上がるのだという。

しかも電流が流れやすいアイテムを装着していた事により命を救われたケースが実際にあったことが判明している。2009年のことだが、とある少女に雷が直撃。しかしなんとiPodを装着していた事により電流がiPodに伝わり心臓などの臓器に損傷は無かったおかげで、金属によるやけどと鼓膜の破裂をともなったものの、命には別条は無かった。

むろんiPodをつけていなければ命は無かったという。つまり金属並びに電流を通しやすい物を体に装着することで命を救う確率をあげることができるのだ。

つまり以前は「金属を外したほうがよい」と言う意見が主流だったが最近では「金属をつけたほうがよい」と言う意見が多くなりそうだ。ただし「必ず救われる」などという宗教的なアイテムではないので、あくまで予備知識として記憶するにとどめておき、いち早く建物内に逃げたほうが賢明だ。

【記事参照】
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1194120/Saved-iPod-Girl-survives-lightning-strike-wire-diverts-300-000-volts.html

(ライター:たまちゃん)