秒刊SUNDAY

情報収集に役立つかもしれないWeiboの登録方法(2013/6/6時点)

4億人を超えるユーザ数を誇る中国のツイッター「Weibo」。その背景には検閲により厳しく取り締まられたTwitterの代替マイクロブログとして利用されだしたのがWeiboであった。最近の中国の騒動はWeiboが発端になることも多くなっていることもあり、ニュースメディアは要チェックなサイトの一つだ。しかし言語が当然中国語となっているため敷居は高い。今回は簡単に登録できる方法をレクチャーしたい。

Weibo
http://weibo.com

まずはサイトにアクセスし、右端の赤枠の箇所をクリック。既に登録して入りる場合は「人」のマークにユーザ名「鍵」の中にパスワードを入れるのだが、今回はまだ未登録なので赤枠をクリックでよい。言い忘れたがこれは2013年6月6日時点の仕様で、レイアウトやUIは随時変更されることを念頭に置きたい。基本的な流れは変わらないはずだ。

―ユーザ登録

アカウント登録画面だ。指定の箇所に「メールアドレス」「パスワード」「ユーザ名」を入れる。ユーザ名が他人とかぶっている場合は候補が出てくるのでお好みのものを選択するとよい。最後に画像認証をおこない、登録ボタンを押せばこの画面での登録は完了。

―電話認証

所在地と電話番号を入れます。これが少しわかりづらく海外局番から入力する。
例えば電話番号(携帯電話でもOK)090-1234-5678の場合、00819012345678となります。「090」の部分は「90」になることを注意してほしい。

心配なのは中国語で電話がかかってくるのではないかということだが、ご安心を。SNSで認証番号が届くだけなので心配せず素直に番号だけ控えればよい。

届いた認証番号を入力しとりあえず登録作業は完了。

―適当にフォロー

さらに進むとお勧めのユーザが出てくるので適当にフォロー。MSN等の設定は無視してもよい。登録が滞りなく完了すると確認メールが届くので、URLをクリックして本登録が完了する。ただし注意したいのは、メールが中国語で届くため、迷惑メールに入り込む恐れがある。Gmailなども迷惑メールフォルダーに入った。最終確認をしなければはじめられないのでご注意を。

―投稿

ログインが完了すると一番上の入力枠から投稿が可能。写真などもアップできるようなのでツイッターと使い勝手はほぼ同じ。アップした写真は右下にWeiboの文字が刻印される。ネットでよく見かけるこのコピーは自動的に入力されているようだ。

ちなみに検閲が強いという話もあるが試しに「天安門事件」と投稿したが特に削除されることはなかった。キーワードとしてはNGのはずだが単純に単語を投稿するだけならばOKなのかもしれない。

Weiboには日本の有名人や吉野家といったアカウントも登録されているので日本では取得できない中国ならではの情報を得ることができそうだ。

良く判らないメニューの中国吉野家。

浜崎あゆみさんのアカウントも。なぜか日本語で投稿されている。

日本語化する可能性はまだないが、中国の情報をいち早くキャッチするにはやはりソーシャルメディアからの情報を即座に手に入れるしかなさそうだ。

(ライター:たまちゃん)