かめカメラを開発した株式会社Nagisaに行ってきた

マカンコウサッポウ!で一躍有名になった女子高生たちが監修した人気カメラアプリ「かめカメラ」を開発した「株式会社Nagisa」に行ってきた。この企業はカメラアプリのほか無料通話アプリバルーンなど様々な面白いアプリを開発するベンチャー企業で、業界でも最も注目されている企業の一つだ。今回はそんな人気アプリを生み出す開発の裏側に潜入し取材を試みたので是非ご覧いただきたい。

―かめカメラとは

ご存じマカンコウサッポウの元ネタとなった女子高生監修の写真コラージュアプリ。自分で撮影した写真に特殊な効果(スタンプ)をつけることにより、非現実的でSFチックな写真を簡単に作ることができるアプリ。ここぞという瞬間を逃さない連射機能も搭載され、より優れたコラージュを作り出すことができる。

作った作品はTwitterやFacebookおよびLINEでシェアすることができ、自慢の作品を拡散させることによりバイラル効果を得られることができる。


―代表取締役社長 横山佳幸さんに聞いてみた

こんにちわ!開発業界のイメージとは全く異なる、イケメン社長登場!
では早速・・・

湯川:カメラアプリって色々あるじゃないですか、それこそコラージュ写真を作るアプリなんてのもUFOとかプリクラのようなものなど腐るほどある、そのへんやはりリサーチされたんでしょうか?

横山:カメラアプリのリサーチは膨大な数をやってますが、マカンコウサッポウ系に関しては全くしていないんですよ(笑)。ただ、女子高生が監修という点を武器に、とにかく流行が廃れる前に爆速でリリースすることで絶大な話題性につながりました。iPhone,Android合わせて三日で開発しました。(笑)おかげでテレビをはじめとした多くのメディアに取り上げられ、現在は20万DLされました。

湯川:3日!早いというか神業というか、その点がやはりNagisaさんの武器なんでしょうね、でもダウンロードされても常に使ってもらえないと次第に利用者は減っていきますよね、たとえば100万ダウンロードされても結果的に使っているのが1万人ぐらいしかのこらないとか、その辺何か仕掛けは考えたのでしょうか?

横山:実はアップデートでスタンプショップを追加しました。ポイントを貯める事によってスタンプと交換できます。また毎日ログインするとポイントがもらえたり、TwitterやLINEなどのソーシャルメディアとも連携し、共有させることでポイントを得ることもできます。3日で開発してリリースしたおかげ、20万DL、50万枚以上の写真が加工されてます。結果的にアクティブユーザが増えるという仕組みで現在ページビューでいえば1日100万PVぐらいあります。

湯川:ごじゅうまん・・・ひゃくまん・・・(ためいき)

横山:ちなみにFacebook、Twitter、LINEのシェア率の割合はどれぐらいだと思います?

湯川:LINEが一番おおいんじゃないですか?

横山:みなさんLINEが5割、6割だと思うでしょう。実はLINEが9割なんです。

湯川:「!」信じられない結果ですね、やはり女子高生をはじめとするライトなユーザが多いんでしょうね!

湯川:では今後、キャラクターなど制作会社とコラボして課金とかにシフトすればより収益はあがるんじゃないですか?あとは自作スタンプとかを投稿できるとか。

横山:実はマネタイズも視野に入れているのですが(審査も通りにくいし)まずは100万ダウンロードが今後の目標です。100万ダウンロードにもなれば知名度や影響力も飛躍的に高まり、我々のやりたいことも実現しやすくなる。ただその辺についてはヒミツです(笑)ちなみにバルーンのほうはご当地キャラクターを使ってます。

湯川:バルーンはLINEに先を越されたという感じですか?(笑)

横山:バルーンのほうが先に開発着手していたんですけどね(笑)
※リリースはLINEのほうが早かったそうです。

湯川:そうなんですか!LINEが元祖だと思ってましたすいません。
さて「かめカメラ」に戻りますが女子高生からはどんなアドバイスをもらいましたか?

横山:スタンプの特殊効果について、例えば顔が見えなくなるから、薄くしたほうが良いなどいろいろアドバイスを受けました。

湯川:今日は女子高生きていないんですよね・・・

横山:女子高生は忙しいみたいで(笑)

かめカメラの意外な裏側が分かったところで、早速彼らの実力を披露してもらうことにする。今回はかめカメラを使い「マカンコウサッポウ」と行きたいところだが、話題性も落ち着きつつある現状を踏まえ、何故か社員の男性を使い「女子力アップ」につなげてもらうことにした。

 

―早速かめカメラを使って女子力アップに挑戦

社長自らインターン君を指名。女装をしろ、指をくわえろという細かい指示も和気あいあいと進む。さらに女性社員から化粧品を借りる。

邪魔しては悪いので、その間我々は社内の様子をくまなく散策
様々なものを押収することに。

眺めは最高、だが高所恐怖症のハンターはこの高さが苦手だ。

社長の前に置いてあるフィギア、押収だ。

一人ういた社員。
突っ込み待ちの彼に触れてあげないとかわいそうだ。
だがしかし一生懸命仕事をこなす彼の姿を見てハンターは
華麗にスル―。ハンターは実はおしとやか。

ということで、インターン君がメイク終了。
さてここからかめカメラをつかってどれ程まで美しくなれるのか非常に興味が湧いてくる。果たして彼はどんな女の子に変身するのか!

なんとまだリリースされていないスタンプを駆使し、あり得ないほどイケメン風女子に!
さらにスタンプは追加されていくということなので、本当にある意味プリクラのような役割を果たす時が来るのかもしれない。
※ちなみにこの女子向けスタンプは本日公開予定との事。

かめカメラの意外な利用用途も判明したことで今回のハンティングは終了したい。
というわけで皆様是非ともかめカメラをお使いいただき秀逸なコラージュを生み出し話題をかっさらっていただきたい。

かめカメラiPhone版
http://bit.ly/11gUE68

かめカメラAndroid版
http://bit.ly/11gUH1V

株式会社Nagisa
http://nagisa-inc.jp/

(ライター:ユカワ)

2 COMMENTS

秒刊名無し

この取材(自称)のついでに池尻のラーメン屋に行ったわけですね。
もういい加減に『湯川=たまちゃんです』って白状すれば?
まさか、有限会社玉屋の社員数も水増ししてますか?

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