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北朝鮮のミサイルの遅延はWin95のプログラムがWin8で動作せず大激怒という面白デマ拡散

 

北朝鮮がミサイル発射をちらつかせるも、なかなか発射に踏み切らない原因はどうやら北朝鮮の作戦ではなくWindows95で作成したミサイル発射プログラムがWindows8で動作しないことが原因だと海外メディアが報じている。Windows95のプログラムは、15年以上も前のものなのでWindows8ではほとんど互換性がなく動作しない可能性が非常に高いが、実際のところそんなことはあり得るのだろうか。

海外メディアThe New Yorkerの情報を要約すると以下のようになる。

北朝鮮の公式報道機関がミサイルの発射実験を保留にしたことを明らかにした。実はその原因をWindows8上でミサイル発射に使われるプログラムが正常に動作しなかったことを原因だと話しているが、専門家の意見によると、どうやらプログラムがWindows 95で作成されたものではないかという見方が強まっている。

Windows95は15年以上も前に発売されたOSでWindows8への互換性はほとんどない。さらにWindowsXPから旧NT系のOSをベースとしているのでプログラムの作成行程が異なる。

これを受け最高指導者金正恩は激怒し、Microsoftに全面戦争を宣言するなど緊迫が強まっている。

・・・という内容だが、これ本当かなと思う方も多いはず。もちろんこれは面白いジョークでありそもそも「The New Yorker」というサイトは批評、エッセイ、風刺などの記事を手掛ける、いわゆる『海外版虚構新聞』。しかしこの情報が独り歩きし拡散。知らず知らずのうちにリアルな情報として誤認される形となった。

北朝鮮にはミサイルだけでなく無慈悲なジョークにも注意したいものだ。

(ライター:たまちゃん)