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「箸の持ち方が悪い人」と「クチャラー」。許せないのはどっち?

 

日々の生活において、その人となりを判断される基準の1つでもあるマナー。人との接し方や立ち居振る舞い・空気の読み方のみならず、食事中の態度も大事なポイント。食事中の迷い箸や舐り箸、口にものが入ったまま話をしたり口がいっぱいになるほどモノを頬張ったりと、人に不快感を与えてしまうことはいくつもありますが、やはり一番気になるのは箸の持ち方と食べるときの咀嚼音ではないでしょうか。そんな、「箸の持ち方が悪い人」と音をたてて食べる「クチャラー」のどちらが許せないか、という問いかけが、巨大掲示板サイト『2ちゃんねる』で話題となっていました。


最近話題の「クチャラー」と、今や日本人より外人のほうが上手なこともある「箸の持ち方」という二大マナー対決はどちらに軍配が上がるのかとおもいきや…

・クチャラーだよな?
・圧倒的にクチャラー
・箸は笑えるけどクチャラーは笑えねえ
・クチャラーは滅せよ
・クチャラーだけは無理
・クチャラーはなんで口元あんなに緩いんだよ
・両親がクチャラー
・クチャは俺も好きじゃない
・クチャラーはほんっとむり
・圧倒的クチャラー
・クチャラーは生きる権利がない
・クチャラーとご飯粒残すような食べ方汚い奴はほんと不快

と、「クチャラー」が許せないというコメントが圧倒的に多い結果となっていました。確かに、他人がモノを食べている時のクチャクチャという咀嚼音は、嫌でも音として耳に入ってくいるため中々回避できるものではありません。

しかも、何故か「クチャラー」の咀嚼音は大きいため、離れた席に座っていても他人を不快にできる威力をも持ち合わせています。確かに、目を背ければ気にならない「箸の持ち方が悪い人」とでは勝負にならないようです。
ただ、だからといって「箸の持ち方が悪い人」が容認されるかといえばそうでもなく、「虐待して育てたのとかわらない」「身内や彼女だったら嫌」「恥ずかしくないのかなと逆に心配」というコメントが寄せられていました。つまり、自分と密接な関わりがなければ、気にならないというだけのことのようです。

 

箸の持ち方もクチャラーも自分は大丈夫と思っている方。どちらも意外に自覚がなくやっているという人が多いので、一度、自分が食事しているところを鏡に映してみたり、ビデオで撮影して見なおしてみてはどうでしょうか?

(ライター:Yohko Kitashima)