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地域によって異なる?スコップとシャベルの違いが話題に

 

突然だがスコップとシャベルの違いはなんだろうか。今まで意識して使い分けていた事が無いと言う人が大半だとおもうが、実はこの違いは様々であり、大きく分けて西日本と東日本で呼び名が異なる。つまり西日本ではスコップだったものが、東日本ではシャベルだったりもするので、園芸業界やエクステリア業界に勤めている人は混乱するだろう。ただしJIS規格によるとそれぞれの規定があるようだ

JIS規格については後ほど説明するが、現状西日本では小型のモノをスコップ、大型のモノはシャベルと呼ぶ方が多いという。また逆に東日本では大型のモノをスコップ、小型のモノをシャベルと呼ぶ方が多いという。何故、西と東で分かれてしまっているのかは由来が定かではないが、下記サイトの統計によるとシャベル(ショベル)の方が大きいと答えている人は、全体的に『西日本』に多いことが確認できる。

ちなみに画像検索をすると、両方の画像が出てくるのでどちらが「シャベル」でどちらが「スコップ」と言うのは判断しかねる。そもそも規格をあまり理解している人が少ないのでこれはあまり参考にならない。

JIS規格によるとシャベル(ショベル)とスコップの違いがPDFで紹介されている。
規格番号はJISA8902で、 1954年1月30日に制定されている。つまりそれ以前は明確な違いが無かった可能性がある。

スコップ・シャベルの違いは、画像を見ていただくと分かるように以下の違いがある。
・足で押せるものがシャベル
・足で押せないものがスコップ

だそうだ、しかしこれはあくまでJIS規格によるものであり、それに沿っていない商品はいくらでもある。つまり各メーカー・地域によってバラバラなので一概に決定づけることが出来るかと言うと難しいようだ。