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アルプス一万尺『子ヤギの上で・・・』は実はとんでもない間違いだった事が判明

 

幼稚園や小学校で歌や踊りなどを交えて遊んだご存じ「アルプス一万尺」ですが、実は覚え間違えていた個所が多々存在したり、実はこの歌詞自体が29番まで存在するなど驚愕の真実が隠されていることがネットで話題になっております。今回は本当のアルプス一万尺を全て紐解いていきたい。

アルプス一万尺は元々、ヤンキードゥードゥル(Yankee Doodle)というアメリカの民謡を日本語版にカバーしたものである。ちなみにアルプスとはヨーロッパにあるアルプスではなく実は日本の槍ヶ岳のことである。なぜなら日本語にカバーした時点で日本になじみ深い山に置き換えられたからだ。

それに伴い「仔山羊の上で・・・」と言う歌詞は実は存在しない。
仔山羊ではなく「小槍」であり、小槍とは槍ヶ岳のことである。

小槍はここです。
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=29871

子ヤギでなく小槍であったとしても、ここでダンスは踊れそうにない。

また途中から、山に登ると言うくだりから脱線し恋愛の話になり
トントン拍子に 話が進み キスする時に 目が覚めた
山のこだまは 帰ってくるけど 僕のラブレター 返ってこない
キャンプファイヤーで センチになって 可愛いあのこの 夢を見る
お花畑で 昼寝をすれば 可愛いあのこの 夢を見る
夢で見るよじャ ほれよが浅い ほんとに好きなら 眠られぬ

思いを寄せる女性に届かぬ愛を山に例えたりする歌詞もでてくる。
さらに、下記歌詞では
槍と穂高を 番兵において お花畑で 花を摘む
槍と穂高を 番兵に立てて 鹿島めがけて キジを撃つ
槍の頭で 小キジを撃てば 高瀬と梓と 泣き別れ

用を足してしまったという話も出てくる。花を摘む・キジを撃つは山岳用語で「便所」の意味
つまりアルプス一万尺は、槍ヶ岳の上で踊って・片思いをして・用をたすという意味の歌詞が29番まで綴られているという驚愕の内容なのだ。

さて、気になるのは結局作者の恋は実ったのでしょうか?
実はその結果がにわかにほのめかす詩もあります。
命捧げて 恋するものに 何故に冷たい 岩の肌

あまり状況は芳しくないようで、結局のところ失恋を歌った切ない歌詞なのだ。
それがあのような楽しげなメロディで歌われてしまうと、もはや恋愛の歌であることすら感じないだろう。

もし気になった方は歌詞を全て覚えて謎を紐解いていくのも面白いのかもしれない。
ちなみに作者は不明。

http://twitpic.com/b64ifo

http://ja.wikisource.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9%E4%B8%80%E4%B8%87%E5%B0%BA