佐々木俊尚氏の検索技術で『やら内科』という内科は本当に存在するのか確かめた

 

山川純一氏のマンガに出てくる男性の名言「やらないか」だが、それと全く同じ医院があると以前からネットで話題になっていた。ところが、この医院が本当に存在するのか否かは定かではなく、ネットユーザの巧妙なコラージュである可能性もあった。そこで今回それを確かめるべく、実際にそのような医院があるのかを調査した。

ひとまずネットで「やら内科」を検索してみたところ、最も多くヒットするのは例の画像であった。既にネタとして「やら内科」は広まってしまっており、本来調べたいの「やら内科」は得られない。これではネットの膨大な情報に埋もれてしまい、目的のページにたどり着くのに時間がかかりすぎる。

そこで、佐々木俊尚氏の『3時間で「専門家」になる私の方法』の本を参考にし、最も知りたい情報をピンポイントで、そして確実にヒットさせるよう、憶測・推測に基づいた適切なキーワードを絞り込むことを心がけた。

それを踏まえるとネタ画像ばかり検索される「やら内科」で検索するのは望ましくない。今回求めているクオリアを意識し、適切なキーワードを絞り込む。例えば「やら」と言う苗字があるとするのであれば漢字で記述されている可能性もある、そこで「やら」を『屋良』という漢字でヒットさせ、さらに「医院」「住所」「診療科目」など、複数のマトリクスからより専門的な言葉を並べる。そうすることにより情報はより精査されるはずだ。

 

そこで出てきたのが上記情報サイト。これは目的ページへのハブサイトだ。
詳細を見てみると医院の名前は『屋良医院』であった。
さらに診療科目も「内科」ということで、まさにドンピシャということだ。

―ホームページを見てみた

さてこの『屋良医院』だが、ホームページも存在した。
住所や電話番号が判明したので、そこからホームページをたどるのは容易だ。

堅苦しそうな苗字とは裏腹に、実にさわやかで思わず、ドアを開けたくなるようなそんな医院だ。
でも、本来探していたのは「やら内科」であって『屋良医院』はちょっと違うんじゃないの?と思うかもしれないが、内科も受け付けているので屋良内科としても間違いではない。

ただし、ネットに広まっているあの看板の画像はひらがなであったため、その医院とは異なる。

ホームページは2003年から開設されているようで、奇しくもあのマンガがインターネットで話題になりだした年と一致する。

お近くの方で、体調が悪い方はご利用してみてはいかがだろうか。

屋良医院ホームページ
http://www007.upp.so-net.ne.jp/yara/

3時間で「専門家」になる私の方法
http://goo.gl/XwLyk

7 COMMENTS

秒刊名無し

その病院の院長があたかもホモであるかのように印象づける嫌がらせですか?

秒刊名無し

磐田市に「あんず産婦人科」ってありますよ。

秒刊名無し

ニュースサイトと名乗っているなら、当然記事の内容を明らかにした上で掲載許可を貰っているんですよね?
まさか、
「土曜に掲載すりゃ、わざわざ月曜まで待って屋良医院にチクる馬鹿はいねぇだろww抗議してきたら、テキトーに謝罪しとけばいいしwwww」
とか思ってませんよね、湯川さん?

秒刊名無し

なにこの記事
まじでクズですね
この医院となんの関係もないのに、電話とかで業務に迷惑かかっても
いいとおもってんのか?

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