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きのこたけのこ戦争に終止符か?チョコまで焼いたたけのこの里試食レビュー

今年の6月19日(火)、明治製菓は「チョコまで焼いたたけのこの里」を発売。発売から3カ月近くも経過しているが、果たしてこのシリーズは吉と出ているのか凶と出ているのか、つまりおいしいかおいしくないかだ。万が一この商品がとてつもなく美味しいと感じれば、きのこたけのこ戦争の終止符を打つにふさわしい武器となりうるだろう。


箱を開けると、小分けされた「たけのこ」が袋に入っており上品な扱いとなっている。そのまま他のシリーズと同様一つの袋にまとめてしまえば良い物を、あえて分ける理由としては恐らく、チョコレートを焼いたことで他のたけのこと接触した際破損する恐れがあるからではないかと推測される。

また一つ一つ包装されることで、開ける手間はかかるがその分「質の高さ」を伺わせる。いずれにせよ他のシリーズとはワンランクも上の格式高さを感じさせる商品だ。

なにはともあれさっそく試食してみることに。すると、今までのたけのこの里とはまるで違う食感であることに気づく。この商品は手で溶けないとううたい文句はあるが、そのような特徴はあまり意味をなしていないのかもしれない。なぜなら何度も言うようだが食感が違う。

表記するのであれば

通常のたけのこの里→ポクッ!ゴロゴロゴロザラザラザラザラ
チョコまで焼いたたけのこの里→ザクっ!ジョリッザラザラザラザラ

この違いは大きい。通常のたけのこの里で最も好まれているクッキー部分だが、その食感をチョコレートの部分まで感じるのがチョコまで焼いたたけのこの里である。

おそらくこれは賛否両論だ。チョコレートの滑らかさが欲しい、クッキー食感がたまらない、組み合わせが良い。いろいろ意見があるわけで、ひとえにこれが素晴らしい武器であるかどうかと言うと疑問だ。

更に疑問なのは、チョコまで焼いたきのこの山がなぜないかと言う事だ。

明治製菓
https://www.meiji.co.jp/