秒刊SUNDAY

まるでスイカバーの様な味『ペプシ塩スイカ』味試食レビュー

試食レビューというコーナーは当サイトのメインコンテンツではないのだが、割と人気が高く是非うちの商品も試食してくれという依頼がちょこちょこと着ております。何気ないレビューでもハマる人にはハマるようで、需要と供給が見事にマッチした唯一の有意義なコーナとなりそうだ。さて今回はあのペプシの異色味シリーズで「塩スイカ」という味が出たので早速レビューしたい。


塩スイカ味ということで当然、スイカの汁でも入っているのかと思いきや、果汁は0。食塩・酸味料・着色料の添加物などで「スイカ風味」を実現しているようだ。本当にこのような不思議な化合液でスイカ風味になると言うのだから驚きだ。余談だが今までのシリーズ「きゅうり」「あずき」「バオバブ」に比べれば随分と無難な線ではないかと思える。なにせ、スイカのジュースであればあってもおかしくない味だからだ。

さて、さっそく試食してみると意外や意外、普通の味だった。言うならばスイカバーを液体にしたような味で、スイカというよりも、まさしくスイカバーなのである。塩味もそれとなくある程度であまり気にならない。スイカと炭酸のマッチは素晴らしく、これがペプシであることすら忘れてしまうほど、スイカ炭酸ジュースと化している。

そう言った意味で、これはペプシ側としてみればあまりおいしくない結果なのかもしれない。なぜならこの手のシリーズは、「まずい!」というネガティブなイメージを逆手にとった口コミ効果を狙ったマーケティングで、そうすることにより、どれほどまずいのか?という波及効果が狙えるのだ。

しかし、まあ普通と言う結果になれば口コミ効果としては薄く、「機会があれば」という泣かず飛ばずの扱われ方になりそうだ。

ではなぜペプシは路線を変え『まずい』から『無難』な道を選んでしまったのか。それはネットをリサーチして判ったことだが、このペプシ意外に評価は高い。中には「おいしい」という評価も。

恐らく今までの異色シリーズに比べ、少しおいしく感じるため「おいしい」になったのかもしれない。
ペプシ側はあえてそこを狙った可能性が高い。