日本人は手が器用などと、謳っておりますがロシア人も負けておりません。なんと髪の毛の毛先の細さよりも更に細い、0.01ミリメートルのマトリョーシカの製造をしたというのです。もちろんそれだけではなく超極小のキャンバスに様々な特殊アートを施すというとんでもない技術を持った人がいると言う。まさに日本人顔負けの技術を見ていただきたい。
こちらの石のような物体には、2027文字の小さな文字が書かれているというのだ。凄い!こんな小さな物体に2000文字も。さて、この物体は何でしょうか、実は日本でもおなじみの『コメ』だというのです。ちょっとまってください。あのコメに文字が書けるわけがないでしょう、いやいや、実はこれは顕微鏡で確認しながら小さな針でコツコツと文字を書き込んでいったというのです。
この作品を作ったのはウラジミール・アニスキン。コメの他にも様々な小さなものにテキストや、造形物を作っていくというのだから驚きだ。
テーブルの長さ3,5 mm、幅 - 2,5 mm、高さ 2 mmという、とんでもなく小さなサイズ。素材は胡桃の殻。横にあるマッチ棒らしきものが巨大に見える。しかも駒まで付いており、ちゃんと対戦ができるのが凄い。
そして毛先の上に置かれた、マトリョーシカ。サイズはなんと0.01ミリメートル。顕微鏡で細かい作業をして作り上げたのだと思われるが、どうせなら、これを開けるとさらに小さなマトリョーシカが出てくるなどと言う仰天仕様だって欲しい。
さてその他の作品は以下URLからご覧いただきたい。
器用なのは日本人だけの特権ではなさそうだ。
http://englishrussia.com/2012/05/25/in-the-world-of-tiny-things/