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名古屋駅裏にある商店街が異常なほどカオスなので歩いてみた

名古屋駅のすぐ裏側(太閤通り口)のほうから横断歩道を渡ってすぐに、なんともレトロな街並みが今もなお残っているのをご存じだろうか、反対の桜通り口のほうは、近代的なビルが次々と立ち並ぶが、こちらはまるでタイムスリップしたかのような古い街並みが沢山見受けられる。今回はそんな名古屋駅裏の商店街を歩いてみたので紹介したい。


場所は名古屋駅の太閤通り口のすぐ。駅を降りるとビックカメラがすぐに確認できるので誰でもわかるだろう。ただ、その商店街が近代的なビルに埋もれて存在しているという事はあまり知られていない。とにかく、空気がそして雰囲気がまるで違うのだ。

こちらがその商店街。目の前に見えるのは果物屋さん。GWだと言うのに殆どがシャッターが閉まり、カオスな雰囲気を醸し出している。人はほとんど歩いていない。しかもこのすぐ横にビックカメラがあり、あのおなじみのサウンドが再生されているという情況。昭和と平成が突如分断されたような街並みだ。

商店街の多くは、問屋さんが多い。それがゆえGWでは人がいないのかもしれない。

近くに神社があり、その前には精肉屋さん。この神社で昔ネタの練習をしたことがある。

映画館や占い屋さん。またところどころに、ある意味名古屋らしい風俗店も。夜着てみるとまた違った光景が目の前に広がるのかもしれない。

こちらの月天(がってん)と言う店は、巫女さんの格好をした店員が接客してくれる、神社をモチーフとした一風変わった店で、昔よく利用した。いわゆるコスプレ喫茶のようなものだが、風俗店ではないので、そのようなサービスは一切ない。雰囲気のみ。

場所は、先ほど述べたとおり、太閤通り口からビックカメラに向かったブロックで椿町という。

最先端のビルや観光スポットが立ち並ぶ、桜通り口側もよいがたまにはレトロな名古屋の風景を楽しむべく、太閤通り口に足を運びカオスな街並みを楽しんでみるのも良いのかもしれない。ただ、基本的にこちらのほうには観光スポットなるものは少なく、面白みは無いが、いい意味でも悪い意味でも名古屋そのものを生で感じることができる。

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