秒刊SUNDAY

日本の再生能力は異常。海外が震撼した東日本大震災から11カ月後

 

2011年3月11日、あの忘れもしない大震災からもうすぐ1年経過しようとしております。失意のどん底に突き落とされた東日本は11か月後の今、実に見事に復興しております。これは日本人でも驚きの再生能力ではありますが、海外の人から見ても異常なまでの復興ぶり。いったい何がそこまで人々を駆り立てるのか。そこには目に見えない絆によるものなのかもしれません。

Japan earthquake and tsunami: See how the country has rebuilt in 11 months

日本がこの11カ月でどのように復興したのか見ていただきたい。と言うタイトルがつけられたこの記事。地震直後の様子と、11ヶ月後の現在の様子が、BeforeAfterの形式でつづられている。途方に暮れた一人の女性が、11ヶ月後の今、息子と再会し、幸せな日々を送るという様子や、雑誌やテレビで度々話題になった、建築物の上に乗り上げた、あの船の11ヶ月後。そして忘れてはならないのが、津波で壊滅的な被害を受けたあの街並みが、11ヶ月後見事に再建しているという、信じられない光景。

我々日本人でもこの復興のチカラというのは驚くばかりではあるが、やはり海外の人々から見ればこれはただ事ではないのだろう。現に、世界では地震などの天災や、戦争などの人災による町の破壊で、壊滅的な被害を受け、今もなお復興できない地域が山のようにある。

日本はそういう意味で恵まれているのか、それとも復興へといざなう、日本人独特の仲間意識のようなものがあるのか、それが絆というものか、いずれにせよこの1年の日本の団結心は、YAMAHAのピアノやTOYOTAの車、なでしこJAPANとは違った角度で、世界に誇れるものだと感じる。

 

 

 

 

【関連記事】
東日本大震災に予兆はあった!震災前の地震をとらえたGoogleMAP