「あ、ヤバイ。また遅刻だ…」「え…もうこんな時間なの?」こんな経験は誰にでもあるのではないだろうか。みんな遅刻するのは良くないことくらい十分にわかっているのに、大学生って遅刻してもなんとなく許されてしまう感じがあるのはなぜなのだろうか。現役女子大生が考えてみた。
1、 そこまで重要な約束じゃない
2、 集合時間に行っても何も始まっていない
多くの人数が集まるときなどは、たいてい一人は遅刻する。逆に全員が集まっていることの方が不思議であることの方が滅多にない。だから、全員は集合時間に来ないだろうと思ってしまい、自分が遅刻してもみんなが来てないだろうし問題ないだろうと判断する。もちろんこんな判断が正しくないことは言うまでもない。それでも世の大学生はこの判断を正しいと信じる。そして集合時間に誰も来ないなんてこともしばしば起きてしまう。
3、 授業に遅刻しても問題がない
一見関係ないことのように思えるが、これは大きな要因なのではないか。大学の授業は出席を取る前に教室の中に入っていれば良い。そのため授業の開始時間に席に着いていなくても咎める者は誰もいない。遅れてきても先に座っていた人から少し強い視線を感じるだけである。だから遅刻しても悪いことではないと考える。逆に時間を有効に使っていると考える人さえいる。遅刻は良くないこと、してはいけないことという意識が薄れるから、様々な場面で集合時間に遅れるようになってしまうのだ。
もちろんすべての大学生が遅刻をするわけではないが、遅刻をする人は必ずいる。遅刻をすれば相手からこういう人なのだとイメージをもたれ、“あいつはいつも遅刻する”というレッテルを貼られてしまうだろう。自分の能力のせいで評価が下がるのは仕方がないことだと思うが、その人の意識の問題である遅刻によって株を落とさないようにはしたいものだ。
ライター:かたの(マグネットプレス)