【暑すぎてやばい】酷熱都市、熊谷の秘密に迫る!

暑い。

6月だというのに、梅雨の気配を感じさせない暑さ。どうして電力が足りないこの年に限って…などど思う人も多いのではないだろうか。

そんな中、あまりにも高い気温をたたき出した都市があ
る。そう、「熊谷」だ。埼玉県についてさっぱり詳しくない人でも、「あの暑いとこ」と説明すると「ああー、あそこね」なんてなってしまう都市である。(都市との呼び方が適切かどうか分からないが、田舎町という程でもないのでこう呼ばせて頂く)

さて、では熊谷ってどんなとこ、またはどれくらい凄いのか熊谷の高校に通っていた筆者が説明しよう!

 

・実は40.9℃どころじゃない
熊谷が持つ、日本最高の温度記録、40.9℃。「フェーン現象」が原因とされ、各種マスメディアでも取り上げられた記録である。
だが皆さん、ここで1つ思い出して欲しいのは気温の測り方だ。小学校の理科で習った「百葉箱」にあったように、

 

>地表に近すぎず、太陽が直接当たらず、照り返しもなく、風通しの良いところの地表から1.2m~1.5mの高さで、測定を行います。

 

つまり、40.9℃は大して暑くないところで測られているのだ。

そして、筆者がその最高気温が出た日に撮った写真がこちら。

2007-08-16

43℃である。しかも撮影時間は、正午ほど。1番暑くなる時間まであと2時間…。

 

ちなみにその日、2007年の8月16日はテレビクルーが押しかけたり、駅で人が倒れたり慌ただしい1日だったと記憶している。

 

・暑いだけじゃなく、寒い。

 

熊谷=暑いというイメージがあるだろうが、冬になると寒いのが熊谷の特徴でもある。

 

気温としては都内各地とさほど変わらないが、厄介なのが「赤城おろし」と呼ばれる風である。

 

 

群馬名物とされ、冬に吹き荒れるこの風だが、熊谷にも大きな影響を与えているのだ。筆者は熊谷駅から高校まで自転車通学だったのだが、冬は風が強いこと強いこと…。都内に移り住んでから、風があまりないことに驚いた記憶がある。

 

ということで散々な評価をした熊谷、暑いがいいところである(本当に)。

 

是非是非、一番暑い8月の中旬くらいに熊谷を訪れてみてはいかがだろうか。

 

(マグネットプレス=土屋順紀)

10 COMMENTS

秒刊名無し

期待してリンク踏んで秒刊サンデーだった時のガッカリ感は異常

秒刊名無し

駅の出口で
霧かけられるのもココだけだよな。

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