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見本と違う『テキサス2バーガー』が返品可能か調査した

グルーポンのおせち問題は世の中に衝撃を与えた。楽しみにしていた正月を一気に奪い去った『見本と違うおせち』。業者は非を認め全額返金をすると約束。だがしかしこの問題は、おせちに限ったものではない。我々の良く知るファーストフード店の商品も、見本と違う商品を販売していることは良くある。ただ値段が安いためかあまり大きなもの大にはならない。とはいえ、時給1時間ほどの金額にもなる商品を、『しょうがない』と諦めてしまうのはいかがなものか。誇大広告ではないのか。早速調査しました。

見本

テキサス2バーガーの肉は、通常商品の使用するミートの約2.5倍の
1/4パウンドの大型バーガー。
ご覧のように、肉がバンズから大幅にはみ出る、ウキワのような肉が魅力

がしかし…
実際に差し出された商品を開けてみると
目を疑うような光景が飛び込んで着た

実際の商品

バンズはしぼんでしまい、ソースは四方八方に散らばり
肉は、バンズからわずかにはみ出る程度。
『見本』とは明らかにかけ離れた商品だった。
しかし、消費者としてはこの程度は許容範囲。クレーム付けることなく
そのまま空腹を満たすだけで終わってしまうのではないだろうか。

グルーポンのおせち問題。
ファーストフードのハンバーガー。

金額は違えど、問題は同じ。
金額が安いからと言って、まかり通る話ではないと思うのである。

と言う事で早速、店舗におもむき、この件について
店長に聞いてまいりました。

返品は可能だろうか?

このファーストフード店の方針として
見本と違うからと言っても、扱っている食材に問題がなければ
多少見本と違えど返品は受け付けない。
お客様がそれでも満足いただけない場合は返品に対応するとのこと。

いずれにせよ、見本と違う商品は誇大広告になりかねない。
これを望んだ正直な消費者は、落胆をせざるを得ない。
この掴みだけ良ければよいという考え方は、今後も方針として
変わらないのだろうか?

※ハンバーガー自体はおいしかったです。
是非見本を信じずにお召し上がりください。