東日本大震災から10年目の恩返し!台湾パイナップルの危機に支援の声が続々

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中国政府の突然の発表によって台湾の農家さんが大事に育てた台湾パイナップルを行き場を失っている問題。
今年の3月11日は日本が壊滅的な被害を受けた東日本大震災から10年が経ち、あの当時の記憶と共に『台湾国民が日本の為に尽力してくれた恩返し』とばかりに台湾パイナップル食べて応援の声が広がっている。

中国が台湾パイナップルの禁輸を決め、SNSを中心に台湾を応援する投稿が続出

#台湾産パイナップルを食べようというハッシュタグが賑わっている様子。
応援の流れを受け、台湾の桃園市市長も日本語でツイートした。

著名人も続々とエール!高須院長も

今年1月に癌の大手術をした高須クリニックの高須克弥氏もツイッターで応援を呼びかけ

国内議員も応援を表明するなど、その知名度は日に日に増している。

実際に台湾のパイナップルは有名なの?

台湾のお土産と言って、パイナップルケーキやクッキーを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。台湾はパイナップルそのものも、もちろん有名だが加工品としてのお菓子も持ち運びに便利で有名である。

何故こんなにも早く支援の輪が広がったのか?

今回の動きがこれだけ急速に広がりを見せた裏側には、間も無く10年を迎える3.11東日本大震災の際の台湾による多額の義援金支援の恩返しという話題が後押ししたと言える。

当時あまり報道されなかった台湾の義援金の金額が凄い!

台湾からの義援金は、2011年の地震発生直後から2014年12月31日までの統計として、外交部や地方自治体などの政府機関からは7億6975万元(約28億円)、慈善団体や機関団体が集めたものからは54億3145万元(約200億円)、長栄集団会長・張氏や日本台湾交流協会など直接日本に届けた個人や団体からは6億5346万元(約24億円)、合計で68億5466万元(約253億円)に上る。

政府筋としての台湾の義援金は経済大国のアメリカに次いで第2位と言われており、
1位とも大差がない。官民ともに台湾の支援と心が日本の今日までの復興に大きく関わったと言える。

sauce:nippon.com / 朝日新聞デジタル

たまにはパイナップルを食卓に並べて食べて応援!

近隣国で何より10年前に日本が危機的な状況だったアノ時、日本を想い、日本人に寄り添い助けてくれた台湾の皆さんに感謝を忘れることはできない。
このようなタイミングだったのは偶然だろうが、パイナップルを通して今後も良好な関係を築いていけたら素晴らしいと思う。

そんな台湾パイナップルだが、台湾パイナップル応援の陰で包丁を使わずにパイナップル食べる方法が話題に