人は年をとってやがて死を迎えます。死の考え方はそれぞれで、その後の世界があったり、生まれ変わったり、いやいやむしろ何もなかったり。宗教・化学・思想・希望・・・様々な理由でその後の世界を妄想するわけですが、実はそれは人間だけではなく動物も同じように考えているようです。こちらのゴリラココも同じです。
ーゴリラのココとは
ゴリラのココとは、1971年7月4日生まれのメスのローランドゴリラ。人間と同じように手話を使ったコミニュケーションを行い、なんと1000語の言葉を理解できるという類まれなるゴリラです。彼女が特別なのか、それともゴリラそのもののポテンシャルが高いのかはわかりませんが、映像からはまるで人間のような感情を表すシーンもあります。かわいい猫を抱き上げたり、鏡を見て自分は「ゴリラ」であるという点を理解したりと、明らかに人間らしい感情があることが当時話題となりました。
自分は人間ではなく「ゴリラである」という現状を受け入れている彼女。「死」の概念も理解しており、死んだら悲しい、苦労のない穴にさようなら。ということを伝えております。
当時の様子が映像で収められております。
しかし今週の火曜日、ココは息を引き取ったようです
46歳でした。
彼女は、人間ではなくゴリラでありそれを理解しつつ今まで生きていた。
死ぬとどうなるか、不安はあったにせよ映像で見る限り幸せな人生を歩んでいるようにも見えました。
動物と会話が出来ることが、素晴らしいことなのか。
それとも知らないでいたほうが良いのか。本プロジェクトは、非常に深く考えさせられるそんな研究であります。
いつか動物園に入っている彼らの本音を訊くことが出来るのかもしれません。
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/news/article-5869315/Koko-sign-language-gorilla-dies-aged-46.html
(秒刊サンデー:たまちゃん)
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