皆様は新しい靴を買う際にはもちろん「ピカピカ」なものを新調するかと存じますが、こちらの靴はちょっと違う。否、だいぶ違うわけでございまして、ご覧いただけるとおり既に汚れております。いや、これが完成形でありある意味新品ということになります。もちろん汚れた美容室の床を踏んだ結果がこのようなものになったわけではございません。
こちらは中国の芸術家「朱ティエン」による作品で、最も醜い靴「ベイブ」と呼ばれているものだ。不快さを強調させる為に、人間の髪の毛をピンク色の靴に付着させたようで、確かにこれを最初に見た段階では吐き気を催すほど不快な気持ちになる。
とはいえ、もちろんこの靴は「作品」であり単なるイタズラではない。靴の色を見ていただくとピンク色となっており、どことなく人間の皮膚を思わす雰囲気となっている。
また近くに寄った際にはどことなく如何わしいものを連想させてしまうが、おそらくその辺にこの作品のポイントがあるのかと思うが詳細は各自の想像にお任せいただきたく。
もちろん何度も言うが芸術品であるため、何かのメッセージ性が強いということに変わりはなく、いわゆる「ファッションショー」ではない。
皆様はこの作品から何を連想しますか。
(秒刊ライター:たまちゃん)
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