日本の駄菓子
を代表する『チョコバット』も今年で50周年。そこでメーカーである三立製菓は10月の毎週日曜日に、チョコバット発売50周年を記念したイベント『三立
製菓チョコバット顔面紙芝居
~チョコバットの大冒険~』を東京スカイツリータウンにて開催する。なんとどういうわけか“紙芝居芸人”である『ピカ後藤』さんとコラボを行なうという。
紙芝居、スカイツリー、チョコバット3つのキーワードはなぜ1つに集約されたのか――早速訊いてきた。
ーなぜスカイツリーでイベントをやるのですか?
50周年を記念して、『三立製菓チョコバット顔面紙芝居 ~チョコバットの大冒険~』を東京スカイツリータウンにて開催するとのことですが、チョコバットがなぜスカイツリーで、そして紙芝居をやるのでしょうか。
担当者
はい、チョコバットは駄菓子の代表であると我々も自負しております。馴染み深い世代では、「公園に行って紙芝居を見てアイスキャンディーをもらった」という記憶があるかと思いますが、それはチョコバットにも通じるものがあるのではないか――と我々は考えました。
以前は当たり前のようにあった「公園で紙芝居」という風景。今ではあまり見かけられなくなりましたが、「この現代にその風景をチョコバットで再現したい」という思いです。子の世代にとっては新しく、そして親の世代にとっては懐かしいもの。スカイツリーも新しいけれど、どこか懐かしい。その共通点がありますね。
スカイツリーも下町ですしね。下町に馴染み深い場所と、顔紙芝居で巷で話題になっている『ピカ後藤さん』とのコラボにより子どもから大人まで楽しめる非常に魅力的なストーリーになっております。
ライター
なるほど、だから場所が『東京タワー』ならぬ『東京スカイツリー』が選ばれたわけですね
—ピカさんも最近話題になってきている
実はピカさんも自ら公園で紙芝居をやっていて、子供にも大人にもファンが出来てきており、最近ではメディアにも取り上げられるようになってきています。本人もお菓子がお好きで、チョコバットにも大変興味を持ってくださいました。
—ストーリーはどんなかんじですか?
「最近は公園に子ども少なくなってきている。昔あった“風景”を取り戻したいとピカさんが考え、三立王国にピカさんがやってくる!」、正義の味方のようなストーリーですが詳細は現地やYouTubeでお楽しみください♪
―チョコバットは実は期間限定だった!
ライター
チョコバットは今やいつでもどこでも買える知名度の高い駄菓子になりましたね。
担当者
実は秋冬季限定品なんですよ!
ライター
え?そうなんですか?一年中売られているというイメージですが…
担当者
夏場ではチョコレートが溶けやすいという問題があり、冬季のみの販売となっております。
ライター
まさか秋冬季限定だったとは…冬場に買いだめする必要がありますね(笑い)
—今でも景品交換しているの?
ライター
「アウト」「ホームラン」のくじ付きではありますが、今でもあたりが出れば交換してもらえるんですか?
担当者
はい、チョコバットは「ヒット」が4枚、または「ホームラン」1枚でもう1本と交換。
チョコバットエースは「エース」1枚、または「ストライク」3枚でオリジナルノートと付箋をプレゼントします。
ライター
チョコバットエースの方はオリジナルグッズなんですね!すいません!それは知りませんでした。プレミアム感があります。
…ちなみにどれぐらいの確率で当たるのですか?
担当者
それはヒミツです(笑)
もちろん景品法で定められた確率で当たりを入れています。
—なぜチョコバットがここまで愛されているのか
ではなぜチョコバットが50年も愛され続けたのでしょうか。某テレビ番組では駄菓子部門9位にランクインするほど言うまでもなく日本で愛された駄菓子です。
担当者
やはりチョコバットが「菓子パン」でできており腹持ちが良いという点でしょうかね。弊社がカンパンを販売していたという経緯もありますが、今でも「菓子パン」をベースにした「駄菓子」というのはなかなか無く、50年前の当時珍しかったのかと思います。改良を重ね現在もチョコバットが愛されていると感じます。
もちろんくじ付きという点も魅力的な点だったと思います。
ライター
なるほど、ありがとうございました。チョコバットがここまで愛されるようになった由縁は、生産者、販売者、消費者3つの思いがひとつになったことで国民的駄菓子になった、まさに「三立あり」といった点にありますね!
〈イベント開催情報〉
イベント会場は、東京スカイツリータウン・東京ソラマチ サザエさん茶屋前。
雨天時は、東京スカイツリー・東京ソラマチ イーストヤードB3エントランススペース。
10月5日、12日、19日、26日に開催する。
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