915hpaのカテゴリ4「猛烈な台風」が日本に接近!危機迫る

今年は西日本豪雨、そして立て続けに台風が接近そして上陸するとんでもない年になりましたが、台風シーズンといえば真っ最中というよりもむしろこれからとなっております。つまり今後更に台風が近づいてくるシーズンになるわけですが、その中でもとんでもないクラスの台風が接近しております。

 

勢いを保てばカテゴリ4クラス

さて現在接近中の台風は台風21号で、現在マリアナ諸島付近におります。中心気圧は950hpaで「非常に強い」ですが、今後さらに勢力をましてなんと2日には915hpaまでの勢力になります。これがどれぐらいなのかといいますと、日本ではあまり用いられない「カテゴリー」で表現するとわかりやすいのかもしれません。

現在は110ノットでカテゴリー3。これでも直撃すれば甚大な被害がでます。そして2日には130ノットでカテゴリ4までに成長します。中心付近の最大瞬間風速75m/s(時速270km)となり、車も吹っ飛ぶ勢いで新幹線の様な風が襲う。

カテゴリー4の台風は昨年2017年にハリケーン・ハービーがアメリカテキサス州を襲い、100名近くの死者を出しております。

気になる進路ですが、現在まだ確定しておらず予報円も大きいのでまだわかりませんが、アメリカ海軍(JTWC)の予測ですと紀伊半島付近まで接近する予定です。その後は不明です。

ヨーロッパのスーパーコンピューター(ヨーロッパ中期予報センター)の予測によりますと、太平洋から日本海側に抜けるという予測となっております。

いずれにせよ日本に甚大な被害が出る恐れがある台風21号。
西日本豪雨の経験を踏まえ、今のうちに厳重警戒・準備をしておくのが良いのかもしれません。

※追記:905hpaに勢力を強めました

画像掲載元:JTWC・ひまわり・ECMWF