臭い靴の臭いの元を99%除去する電子型消臭剤の開発が韓国で進められる

靴というものは長年履いているとだんだん劣化し、見た目も非常に悪くなってきます。そのため内部から異様な香りがぷんぷんと漂ってくるという非常に残念な状況が発生するわけですが、今回の技術が完成すれば、そんな悩みは一気に解消され、臭いともおさらば。とはいえ、その手の趣味や嗜好がある方には残念な話なのかもしれません。

臭いを除去する電子消臭剤が開発される

臭いが気になれば、活性炭やリセッシュなどのスプレーで一時的に臭いを除去し、そしてそれらを気にしないようにする、一時しのぎのようなアイテムが一般的に使われますが、こちらはそのようなアナログな手法ではなく、器械を使い臭いを分解し無臭に近づけるとんでもないアイテムです。

ShoeBlastというものが韓国で開発されたようですが、クラウドファンディング型のプロジェクトで支援されたもので、内容としては、この機械を入れると熱風循環と滅菌UVライトで、ニオイのもととなる細菌を除去し、靴だけでなく、ヘルメット・帽子・手袋など臭いが発生するものに使えるということです。

充電式のデバイスで、靴に挿入するような形で、2つのクレンジング要素が備わっているようです。

充電式の電池式デバイスには、ShoeBlastの本体から引き出して臭い靴に挿入できる形をしており「熱」「紫外線」など2つのクレンジング要素が備わっています。

まずは40〜60℃の温風を吹き付け、靴の中を乾かしその後LED紫外線で99%のウイルスを除去。これにより匂いが消えるのだという。

ハエたたきで叩いても壊れないロボットも衝撃的ですが技術の進歩は目覚ましい。

とはいえ、例え無臭になったとしてもなんとなく靴の匂いを嗅ぐのは抵抗がありそうだ。

掲載元
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-7864829/ShoeBlast-gadget-CES-2020-uses-heat-ultraviolet-light-eliminate-odours.html

画像:秒刊SUNDAY