岡田あーみんが懐かしい。「さくらももこ」さん逝去であの頃を懐かしむファン続出

さくらももこさんが昨日亡くなられたことを受け、ネットでもまた各界でも悲しみの声が寄せられております。やはり漫画家という特殊な職業柄、ある意味「命を削る」ような仕事でもあり、身を削ってまで漫画を書き続ける彼らに対し、我々は悲しむのではなく今までのお礼を申し上げる事が大事なのかもしれません。そんなさくらさんの友人の一人である「岡田あーみん」をご存知でしょうか。

当時珍しいりぼんでのギャグ漫画

岡田あーみんは、当時珍しい「りぼん」でのギャグ漫画「お父さんは心配症」を連載しておりました。佐々木光太郎なるお父さんが、娘である典子を心配するあまり、殴る・蹴る・血を吐くなど、少女漫画りぼんではありえない作画に当時の読者は衝撃を受けました。

この岡田あーみんと、さくらももこの当時の担当者が一緒だったので合作を行ったこともありますが、ジャンルとしてはお互い「ギャグ」要素はあるものの、あくまで日常を描いたさくらももこに対し、暴行シーンが当たり前のように描かれるという異例のシチュエーションに、かなりシュールではあるものの、さくらももこ・岡田あーみんの伝説の作品となり今でも語り継がれております。

岡田あーみんはどうしているのか

さてそんな中、岡田あーみんはどうしているのでしょうか。1997年に業界から引退し、もはや消息をたどることは難しく、公式サイトや・Twitter・Facebookといった情報も一切なし。まさに伝説の漫画家となっております。

ネットでも「メッセージを寄せて欲しい」「復活して欲しい」などの声が寄せられるものの、一方で消息が途絶えた理由が非常に具合が悪いという理由で後を追うべきではないとの声もあります。

そんな中りぼん60周年で岡田あーみんさんの作品が収録されており、編集部とあ〜みんとの連絡が取れたのではないかと推測されております。

はたして今後「岡田あーみん」は何かしらの発表をするのでしょうか。りぼんの当時のファンは待ち焦がれているのかもしれません。