一体何が違うんだ!「揖保乃糸」特級品(ひね)と上級品を食べ比べてみた結果!

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暑い日が続くと食欲が落ちてきますが、冷たい素麺となると話は別です。他の麺類に比べて麺が細めなので、少々食欲が落ちていてもつるつる~と喉を過ぎていきます。思いがけず、「揖保乃糸特級品」を頂きました。店頭で目にする上級品や特級品とは異なり、”ひね”という文字がプリントされています。早速、上級品と食べ比べて見ることにしました。


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それぞれの面を袋から出して比べてみました。麺の太さは、上級品に比べて特級品の方が若干細いです。早速茹でてみました。本来なら同時に茹でる方がより一層違いが判るのですが、2種類の麺を同時に茹でる自信がなかったので、1種類ずつ茹でました。

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まず、特級品(ひね)を茹でました。茹でながら麺を食べてみました。「ん?何かいつも食べている上級品とは歯ごたえが違うような...。」
冷たい水で洗ってぬめりを取ってから器に盛りました。麺のつやつや感が伝わっているでしょうか。

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次に、上級品を茹でました。こちらも茹で上がり具合を確かめるために麺を食べてみました。こちらもいつもと変わらずおいしい。でも、歯ごたえは特級品とは少し違うかな。

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特級品と上級品を並べてみました。どちらも似たような感じがしますが、味や歯ごたえに違いはあるのでしょうか。

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冷たいたれを少しだけかけてみました。こちらは特級品の方です。上級品も同じようにして食べてみました。どちらも美味しいのですが、特級品の方が麺の細さからか、つるつると喉を通り過ぎていくような気がしました。茹で上がりの時と変わらない食感です。

上級品の方は茹で上がりの時に比べて、のびてきているなというのがわかります。茹で上がりのときのつるつる感は減っています。

食べ比べながら、つゆを付けていない茹でたままの麺を見て驚きました。2つの麺には明らかに違いが出ていました。

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茹で終わってから30分ほど経っている素麺です。左側が特級品、右側が上級品です。麺の太さの違いがはっきりと判ります。特級品は茹で上がりの時の太さとほとんど変わっていないし、麺のつやも残っています。上級品の方は明らかに太くなっていてつやもなくなっています。これが2つの麺の喉越しの違いでした。

特級品の方は、茹で上がった後、すぐにのびてしまうということはないようです。しかも、先に茹で上げたのは特級品の方ですから、こちらの方が上級品よりもかなり長くおかれているということになります。それなのにこのコシの強さはどこから来るのでしょう。

-揖保乃糸の種類と「ひね」の意味

揖保乃糸は、毎年10月から4月という限られた時期にのみ製造されます。揖保乃糸には、細かく分けると7つのランクがあり、帯の色によってランクがわかるようになっています。因みに、特級品は黒帯、紬は紫帯、上級品は赤帯です。

帯の色とは別に、すべてのランクに「ひね」というものがあるそうです。こちらは、製造後に更に1年間、管理の行き届いた倉庫でじっくり寝かせて熟成されているのだそうです。こうすることにより、コシが強くなり、食感が良くなるのだそうです。

-食べ比べてみた感想

特級品(ひね)と上級品を食べ比べると、文句なしに特級品の方がコシが強く喉越しも良かったです。2種類の素麺を並べられると、当然、特級品を選んでしまうでしょう。しかし、上級品も十分に美味しい素麺であると思いました。違いを実感してみたい方は、是非食べ比べてみてください。

上級品価格:257円
特級品価格:544円 ※「ひね」ではありません。
製造元URL:http://www.ibonoito.or.jp/feature/obi.html

2年以上熟成したものは、「おおひね」というそうです。素麺もいいですが、2種類の粉でわらび餅を作って食べくらべてみる のもいいですね。

1 Comment

秒刊名無しさんでー

そうめん製造工程で出る端っこの切り落としたやつのが美味いんだよなぁ

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