進路がコロコロと変わってなかなか定まらない台風12号ですが、周辺にある寒冷渦や高気圧の関係で「藤原の効果」が発生。すると進路が、複雑になり気象庁など気象を予測する方々を混乱させ今回のような動きをしているものと思われます。さてその台風12号、昨日までは静岡に上陸する模様でしたが、また変わりました。
台風12号は27日(金)3時現在、1時間に20kmの速さで発達しながら北上中。中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m/sです。
進路がやや西寄りに変化してきており、東日本から西日本に接近・上陸するおそれがあります。また、予想には幅があるので、最新情報をご確認ください。https://t.co/2jmuEOuP6f pic.twitter.com/4aYjmHzYWA— ウェザーニュース (@wni_jp) 2018年7月26日
さて台風12号は現在970hpaで、中心付近の最大風速は35m/sです。今後発達しながら日本に接近し、29日には紀伊半島あたりに上陸するものと思われております。通常台風は日本列島付近では西から東という動きをしますが、複雑な気圧配置の影響で逆になるという異例の動きを見せております。
心配なのは、西日本豪雨で被災した地域です。家を失い避難所生活をされている方は、不安な日を過ごすことになるのですが、そればかりか緩んだ地盤に更なる追い打ちをかけ再び濁流が発生する恐れもあります。
つい昨日までは進路が全然違いましたが、1日にしてここまで変わりました。
とにかく警戒すべきは29日~30日です。台風の進路の地域だけでなく周辺では風や海のうねりが強くなるため行楽には十分警戒し、なるべく外出を避けるのが水難事故を防ぐ手立てと考えられます。
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