今年は本州での台風の被害がまださほど無いという点は救いなのかもしれませんが、西日本豪雨の被害を受けているという点では、是非とも避けたい驚異でもあります。とはいえ、このまま雨が降らないという状況は、干ばつの影響も懸念されよろしくなく、天気というものはそんな都合が良いわけではないというのは悩ましいことでもあります。
－台風１２号の進路。
そんな中、気になるのは台風１２号の進路です。現在ほとんど停滞しているものの、今後は日本に向けてカーブを描きつつ上陸してくる恐れがあります。通常台風は偏西風に乗って、東から西へ流れていくというのが一般的ではありますが、今回は特殊な気圧配置の影響で、東から西へ、そして日本付近で進路を西に変えるという特徴を見せております。
JTWC（アメリカ海軍）の予測によりますと上陸ポイントは静岡県の伊豆半島。上陸時の風の強さは９０ノット。これをm/sに治すと45m/s、これがどれぐらいの強さなのかといいますと日本の気象庁では「非常に強い」（ 44m/s（85ノット）以上～54m/s（105ノット）未満）部類に入ります。
ただし、日本の気象庁の予測では25m/s(50kt)と、やや控えめな予測となっております。
いずれにせよ日本に接近・上陸するという予測は濃厚となっており、何らかの影響が出ることは確実ですので、事前に予防対策などはしておくのが良いのかもしれません。
画像掲載元：JTWC・気象庁
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