このグラスがとんでもない激レア商品という驚きの理由は・・・

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突然目の前にこんなグラスを出されたら、「なにこれ?ちょっと変わった絵が描かれているだけのコップでしょ?」と思ってしまいますよね。実は、これ、超レアなグラスで、1990年生まれです。製作をしたのは東洋ガラス株式会社(現在は東洋佐々木ガラス株式会社)でした。当時の社長佐伯邦男さんのアイデアから生まれたものでした。


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最初に作られたのがこちらのグラスです。1990年に作られました。そうそう、まだ、このグラスの絵が何を表しているのかお話ししていませんでした。

-グラスに描かれている絵の意味

グラスには3種類のネコが描かれています。3種類のネコは数字を表しています。お察しの通り、この絵は覆面算になっています。覆面算だけならばどこにでもありそうですが、この覆面算のグラスは誰でも手にすることができたわけではありませんでした。なぜって、作られたのは、100個のみだったからです。

覆面算の合計は1990になっています。なぜ1990なのかというと、それは、このグラスを作ったのが1990年だったからです。このグラスがきっかけとなり、その後何年も作り続けられることとなりました。このグラスは、新年のご挨拶に営業マンがお得意先に持って回ったものです。

それまでには見られない挨拶の品物で、珍しさもあって皆さんとても喜んでくれたそうです。そして翌年もまた欲しいという期待も高まったようです。その期待に応えて翌年も作ることになったそうです。翌年の動物はイノシシでした。お気付きですか?翌年つまり1991年の干支はヒツジです。翌々年の干支はサルです。

こうして、その年の干支になっている動物を使った覆面算の絵が描かれているグラスが作り続けられました。グラスとしては、多分2005年まで作られたと思います。覆面算の問題は、社長自らが考えていました。また、年賀状にも同じデザインを使っていたそうです。

毎年作られた覆面算のグラスは、時には200個ということもありましたが、大体は100個だったそうです。もともと少ない個数しか作っていなかったこと、もう作られていないこと、グラスパズル(ガラスを素材としたパズル)であるということを考えると、貴重な品物であるということがわかります。

佐伯邦男さんは、グラスパズルというそれまでにはなかった分野を開拓した人でもあります。社長在任中には、社内に、「パズルシティ」という名前のパズル部門を開き、多くのグラスパズルを生み出しました。

では、干支が全部そろっているグラスをご覧ください。

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1991年から1994年までのグラスです。

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1995年から1998年までのグラスです。

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1999年から2002年までのグラスです。

興味を持った方は、覆面算を解いてみるのも楽しいのではないでしょうか。これらの覆面算は、「計算で解くよりも数字を当てはめていった方が解きやすいよ。」と佐伯邦男さんは話されていました。

グラスパズルの中には、バラバラになったプリンや梅干しやビール 等をもとの形に戻すというものもありました。

<お詫び>
本文中に誤りがありました。1991年、1992年の干支は、ヒツジとサルのところ、イノシシとネズミと書いてしまいました。不注意をお詫びいたします。

(秒刊サンデー:わらびもち

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