タコ占いのタコ、出荷され「残酷過ぎる」とタコ殴りの批判を浴びたことが判明

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今年のワールドカップのもうひとりの立役者はサルでもゴリラでもなく「タコ」になるのかもしれません。毎回タコ占いという謎の占いが世界中で話題となり、以前2008年ぐらいにはイギリスで「パウル君」というタコが、予想を的中させ時の人ならぬときのタコとなったことがあります。それの日本版が今回のタコです。


ー茹でられ出荷される。


日本版の占いタコは「ラビオ君」というもので、なんと3回の予想を見事的中させた、正真正銘の占いのタコです。このタコの占い方法は、プールの中で占いを行うというもので、予め設定された領域の中のどこの領域にラビオ君が身を潜めるかが占いの決め手となります。その中ですべて予想を的中させ、そしてその後保管されていると報道されたラビオ君でしたが、実は浜茹でされ出荷されていたことが明らかになりました。

参照:日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/general/news/201806290000849.html

これに対しネットでは「ひどすぎる」「残酷過ぎる」「3回的中させたのに」「多幸でありますように」などと残念なコメントが寄せられております。



この状況に対し運営元の「元祖タコ箱漁オーナー」
のアカウントでは以下のようにコメント

ペットとして飼育する意図ははじめからございません。「せっかく3戦的中したのだから生かしておいて欲しかった」「出荷されるなんて残酷だ」というご意見も、ラビオ君が注目された結果だとありがたく受け止めておりますが、もともと当事務局では、阿部さんが漁をした小平のタコがラビオ君、という認識で今回のイベントを企画しております。

もともと飼育用・観賞用ではなく「漁師の日常の漁獲業務の一つ」であるということです。
また、活きが良いうちに出荷しないと品質が落ちるという問題もあるため今回のような行動に出た模様ですが、イギリスのタコ「パウル君」のような観賞用のタコではなく、食用のタコを占いタコとして利用するということは今後も問題がでてきそうです。

中国では空からタコが降ってきたという凄いニュースもありましたが

いずれにせよ、タコは予想を当てても外しても美味しく食べられる運命という点はなんとも切ないものの、せめて美味しく食べられていただければと願うばかりです。


画像掲載元:写真AC

 (秒刊サンデー:たまちゃん