１から８９までの１１個の数字を矢印の方向に向かって書き並べました。すべての数字はある規則に従って並べられています。どのような規則に従っているのでしょうか。規則を見つけ出して「？」に最も適する数字を答えて下さい。このような問題が得意な人は一瞬で答えを出してしまいますが、あなたはどうでしょうか。１か所でも規則にあてはまらない部分がある場合は認められません。
どのような規則に従ってこれらの数字が並んでいるのでしょうか。規則なんかないのではないでしょうか。ただ、勝手に数字が並べられているようにも見えます。
２番目の数字は「１」、３番目の数字は「２」、４番目の数字は「３」です。数字は、１→２→３ というように並んでいます。これでもう、「並び方の規則に気付いたぞ」という人がいますね。念のため、他の部分もその規則にあてはまっているかどうか確認してください。
自信のある人は、答えを見てください。
まだ規則が思い浮かばないという人のためにもう少しヒントを・・・。一番下の段に書かれている数字を見てください。２１→３４→５５ というように並んでいます。先ほどの１→２→３ という並び方と同じ規則で並んでいます。
もう大部分の人が「？」にあてはまる数字を見つけ出せたのではないでしょうか。
－答えです。
「？」にあてはまる数字は「１３」です。３つ並んだ数字の内、３つ目の数字は最初の２つの数字を足した答えになっています。この規則は、どの部分の３つの数字においても成り立っています。
「？」の前にある２つの数字は「５」と「８」ですから、５と８を足して１３となります。
１、１、２、３、５、８、１３、２１・・・と続くこの数字の列は、フィボナッチ数列と呼ばれるものです。「ダ・ヴィンチ・コード」という映画の中で、この数列に似ている数字の並びが暗号として使われていました。中学校の入試問題として出題されたこともあるようです。
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